新・ことば事情 3763
「かじってぇー、耳...」
「かじってぇー、耳・・・」
朝、隣に座る若い女が、甘い声でそう言う・・・・
なーんて書くと、よからぬコトを想像する人がいるかもしれませんが、これは毎朝、わが家で繰り返される光景です。
そうです、お気づきの方、あなたが正解!
保育園児の娘(4歳)が、私に、トーストの「パンの耳」をかじってほしいとねだっている光景なのです。
トーストをこんがりと焼いた時に、パンの耳(ふちの部分)は、幼児にとっては硬くて、あまりおいしいものではない。内側の柔らかいバターが染み込んだ部分がお目当てなので、縁の「耳」を、お父さんにかじってほしいとねだっているのです。
言葉って、そこだけ取り出すと、とんでもないことになりますよね。状況・文脈だが大事ですね。
師走の忙しい時に、何を考えとるねえ、おれ。
コメント
我が家の構成は私と妻と娘2人。朝は食パンと決まっています。
妻が買うのはコープの熟成ロイヤルの6枚切り。これで2日分です。数が合わない?
娘2人はパンの耳を食べずに残すので、その残った耳を私が食べるという生活。
そうして食費を抑えつつダイエットをしています。
耳を残す娘は高校生です。小さいときの癖は直らないよ。
投稿者: yoahi-q 日時:2009年12月02日(水) at 22:17