新・読書日記 2009_241
『夫婦力22章』(湯原昌幸×荒木由美子、バジリコ:2009、11、22)
以前、「ミヤネ屋」にご出演いただいていた荒木由美子さんと、ご主人の湯原昌幸さんの共著。荒木さんのマネージャーさんから送っていただいた。荒木さんの前著で、義母の介護の経験を記した『覚悟の介護』も読ませていただいていたので「予備知識」はあったが、今回はそういった介護の苦労を抱えつつ、また「山あり、谷あり」のご主人の芸能界でのお仕事ということも抱えつつ、いかに夫婦として27年過ごしてこられたか、そのコツというか、ある種のお二人の信念というか、そういったものを交互に11章ずつ記した。各章末には、お互いの文章を読んでの感想が短くまとめられてある。
それにしても荒木さんの信念の強さ、プライドの強さ(「高さ」ではなく)には感服させられる。やはり「女性は強い!」と改めて・・・。しなやかなので「柔よく剛を制す」なんですよね。
本書が刊行された「11月22日」は、「いい夫婦」の日。「22章」というのともあわせて、仲睦まじい様子が伺える。
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