新・読書日記 2009_225
『何を根拠に』(ナンシー関、角川文庫:2007、3、25初版:2003、11世界文化社より単行本出版)
本を整理していて、「あ、まだこれって読んでなかった」とゴソゴソ読み出した。おもしろいが、こういう「連載コラム」を集めて一冊にしたもので、1回のコラムの分量が少ないものは、意外と読みにくい。1回1回、頭を切り替えないといけないから。それで読むのに時間がかかる。長い小説の方が、意外と一気に読めたりするものである。
この本の60ページに、
「第一試合から徐々にメートルを上げた私たちは、すぐ隣にあったとはいえロイヤルボックスの中に入り込んでしまったのだ。」
という文章で「メートルを上げる」という表現が出てくる。国技館でのプロレス観戦の際の出来事。お酒を飲んでもいないのにメートルを上げることが出来るんだ!と思いました。
それにしても、「ナンシー関」さんが亡くなって、もう7年以上経つのか。早いなあ・・・。
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コメント
ごもっともです!!
投稿者: ごもっとも 日時:2009年12月16日(水) at 16:04