新・読書日記 2009_226
『アガワとダンの幸せになるためのワイン修行~ゴージャスワイン編』(檀ふみ・阿川佐和子、幻冬舎:2005、9、30)
「カジュアル編」と2冊組で購入して、先にカジュアル編を読んだら、もうおなかいっぱいになって・・・そのままほったらかしにしておいたら、もう4年も経ったということ。さぞかし熟成して・・・。
いろんな講師をお迎えして、実際にワインを飲んで勉強していくという、なんとも結構な企画で・・・。
講師陣の中で一番特色があってユニークだったのは、元ジャイアンツピッチャーで野球評論家の江川卓氏。この人自体は、やはりいまだにあの入団の時のこともあるし、それがなくても「ちょっと・・・」というところは(私は)あるが、こと、ワインの提示の仕方、檀・阿川という「ツワモノ」2人との言葉のやり取りなどは、群を抜いてうまい!この2人の「コンビ」は、もう完成されていますから、たいていの漫才を聞くよりもずっとおもしろい。個性がむき出しで(ちょっとはベールで覆った方がいいと思うが・・・)出ていて、確かにおもしろいです。地頭がいいですね、本当に。それと瞬発力がスゴイ。
2人が、タイトルのように「シアワセ」になれたかどうかは、飲んでいるときは間違いなくなれたでしょうが、「その後の生活において」は、また別の話。
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