新・読書日記 2009_223
『日本流ファシズムのススメ』(田原総一朗・佐藤優・宮台真司、ぴあ・エンジン01選書:2009、10、10)
「ぴあ」がこんな本を出しているんだ!と新発見。田原総一朗と、佐藤優・宮台真司の対談集。これを読む問「田原さんの時代、もう終わったな」と感じさせられる。逆に佐藤優のスゴサが伝わってくる。
そんな中でも「へえーそうなの?」と思わされたのは、ムッソリーニの「ファシズム」は、ヒットラーの「ナチズム」とも違うということ。そして今後、日本が目指すべき政治形態は、ムッソリーニ型ファシズムである」であるという話。ムッソリーニのファシズムが、一体どんなものであったかに関しては、よく知らないのだが、ちょっと本を読んで勉強してみようかな・・・という気にさせられた一冊。
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