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『道浦TIME』

新・読書日記 2009_212

『ヤバイ就活』(石渡嶺司・常見陽平、PHP:2009、11、11)

2009読書日記212 

先日、半年ぶりぐらいで著者の石渡さんにお会いした時に、頂いた本。まあ、今は幸い私は「就活」には関係なく、採用にもかかわっていないので、そういう意味では「読みたい本」ではないが、せっかく頂いた本だし、世の中のことを知るためには読んだほうがいい本。しかもこれ、石渡さんと同業の常見さんという方との対談本で読みやすい。シューカツ中の大学生にとっては「OB訪問」をしているような本、と言っていいでしょう。石渡さんの本には付きものの「欄外ハミダシ記事」も「注釈」のような形であります。ただ、これ、「縦書き」なのですが、欄外「下」の「横書き」の方が読みやすい気がしたのですが・・・本の形(新書)上、仕方がないかな。本書の中で「そうだったのか」「たしかに」など感じたところは、

「最高の自己分析は海外旅行に行くこと」(常見)

「携帯電話の普及によって、大人との接点が減った」(常見)

「本当にブラックな企業はこの情報自体を詐称していることもあります」(常見)

「ブラック企業の可能性がある」(常見)

"ブラック企業"というのがあるそうですね、最近。あれ?常見さんの言葉ばかりだ・・・ゴメンナサイ、石渡さん!イジワルしているわけではないんですけど・・・。

またこんな言葉も!

「学歴ロンダリング」(208215ページ)~光文社ペーパーバックスビジネスから『学歴ロンダリング』(神前悠太・新開進一・唯乃博:200812)という本が出ており、著者の3人とも「東大の大学院」を修了=学歴ロンダリングの当事者。

《結論》過去の失敗を引きずらず、前向きに考えること。

そういうことですよ、諸君!

 


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(2009、11、18読了)

2009年11月27日 17:48 | コメント (0)