新・ことば事情 3706
「名前で飲ませる缶コーヒー」
いつものように、飲み物の自動販売機の前に行って気が付いたこと。
最近、やたらと「主張する缶コーヒー」が多い気がするのです。たとえば、写真のようなものです。
「至福のラテ」
「微糖の芸術」
「超微糖の哲学」
これらは「ネッスル」ですが、「ジョージア」でも、
「ご褒美ブレイク」
なんて缶コーヒーがあります。新しいもの好きの私は、ついつい一通り、買って飲んでしまいます。
これまでもコーヒー以外の飲み物では、
「オレンジ丸ごと つぶつぶオレンジジュース」
といったように、とても説明的なこういった傾向は見られましたが、こと缶コーヒーで、
「イメージを高める形容がついたコーヒー」
というのは新しい傾向ではないかと。そんなことを考えながら一服している私です。