新・読書日記 2009_148
『「空気」と「世間」』(鴻上尚史、講談社現代新書:2009、7、17)
2009読書日記120で読んだ(書いた)『どうしてニッポンはこんなに便利で息苦しいのか?~ドン・キホーテのピアス13』(鴻上尚史、扶桑社:2009、5、1)の系列。その「思い」を鴻上が一冊に凝縮させ、その答えを求めた一冊、と言っていいよね?
「KY〔空気が読めない〕」が取りざたされて2、3年経つが、その「空気」とは、これまで言われた「世間」であり、「世間」が復活した世の中って一体・・・と。これまでの「空気」や「世間」の研究書なども引き合いに出しつつ、持論を展開しています。
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