新・読書日記 2009_167
『政権力~一国のリーダーたる器とは』(三宅久之、青春新書:2009、7、15第1刷・2009、9、10第7刷)
前半部分は、最近の政局(と言っても、8月の総選挙の前に書かれたもの)に関しての出来事に、三宅さんが取材で知った出来事が書かれていて、興味深い。
後半は、これまでに三宅さんが取材してきた総理大臣の「格」のようなものを、一人一人取り上げて印象深い話を書いてある。「歴史モノ」のような感じだが、それほど目新しい漢字はしない。番組などでお見かけすると「バカなこと言うんじゃないっ!」と「怒っている」イメージが強いのだけど、文章は、丁寧な感じがしました。それにしても、発売2か月で7刷、(隠れた?隠れてない?)ベストセラーですね。
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