新・読書日記 2009_172
『ハリー・ポッターと謎のプリンス(上)』(J.K.ローリング作・松岡佑子 訳、静山社:2006、5、17初版第1刷)
この間、この「ハリー・ポッター」の映画を見た。原則の翻訳本が出たのは3年前。やはり映画化には時間がかかるんだなあと、改めて感じた。先に映像を見ているので、ややこしいカタカナの名前がたくさん出てくるけれども、理解しやすかった。しかしよくこんな話を映像化できたなあと感心。また、興味があったのは、原題が「the Half-Blood Prince」、つまり「混血の王子」なのに、映画の日本語訳タイトルでは「謎のプリンス(the Mysterious Prince)」となっている点。しかも映画を見たら、それに該当する部分が「半純血のプリンス」となっていたのだ。これはどうしたこと?映画の訳は、本の訳と違うのか?と思って図書館でこの本を借りてきたというわけ。本の日本語訳も「半純血のプリンス」となっていたので、映画が日本語訳に歩調を合わせているのですね、その点は。
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