新・読書日記 2009_152
『ノモンハン戦争~モンゴルと満洲国』 (田中克彦、岩波新書:2009、6、19)
言語学者・田中克彦の本なので買った。そして「ノモンハン事変」ではなく「戦争」というところにも注目。サブタイトルも、「満州」ではなく「満洲」という「サンズイ」が付いた表記にも、こだわりを感じる。その理由(わけ)は、本書を読むと書かれている。世に流布している「ノモンハン」での「戦争」が、如何に変形されているか、そのあたりを丹念に調べて書いている。
「満洲」とは、一体なんだったのか、またモンゴルとのかかわりは・・・!?
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