新・読書日記 2009_111
『漫才』 (ビートたけし、新潮社:2009、5、25)
40ページ過ぎまでは、クスクス笑いながら楽しく読んでいたが、そこからは読むのが苦痛だった。一体なんのために延々と同じような話を書いているのかがわからない。下ネタは嫌いではないが、これだけ続くと辛い、痛い。もしかしたら、これは何かの修行?普通に考えたら(本の中で、しゃれのように書いてあるように)「もう書くことはないのに、単行本一冊にまとめる分量にするために無理矢理書いた(書かされた)」とか?本人も書くのを早くやめたかったのではないか?でも、苦しみながら最後まで読み通しました。久々に、「金返せ!」と言いたい一冊。1400円のうち、1000円、返してほしい。
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