新・読書日記 2009_89
『47番の投球論』 (工藤公康、ベスト新書:2009、3、20)
今年5月5日に46歳になった工藤投手。これだけ長く、「投手」というポジションで現役プロ野球選手を続けている、続けられているヒミツが、一体どこにあるのか、興味が沸いて購入。おそらく「語りおろし」だと思われるが、興味深く読むことができた。
印象に残ったのは、
「『継続は力なり』と当たり前のように言われていますが、実は重みのある言葉であり、わかってはいても実行するとなると難しいことだと思います」
という一文のほか、いかに投手が頭を使って考えてプレーしているかということ。
「ここまで書いてしまって、まだこれから他球団の打者と対戦するのに、いいのかな?」
と思うぐらい、あけすけに書かれています。
また、夏場を乗り切るスタミナ・疲労回復メニューとして紹介されている「大根が水がわりの豚シャブ」は、是非一度、食べて見たいと思った。
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