新・読書日記 2009_88
『三匹のおっさん』 (有川 浩、文藝春秋:2009、3、15)
青春モノ。ライトノベル。最近この手の本を好んで読んではいなかったが、時々混じって入ってくる万城目学なんかもこの範疇か。青春もの、なんだか楽しい。著者=有川浩(ひろ)は、ご存知だとは思うが、女性。ファッションに関して詳しく記している感じがする。主人公をじいさん(60歳を「じいさん」というのは、今どき違うと思うのだが)としたのもおもしろい視点。この小説に出てくるのはじいさんと若者がかっこよくって、中年がだらしないなあ。昔『三匹の侍』というドラマがあったが、それをイメージしたのかも。しかし、彼女の年代で知っているのか?
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