新・読書日記 2009_45
『昭和の名人決定版・ 三代目古今亭志ん朝・弐』 (小学館CDつきマガジン、:2009、3、17)
「抜け雀」47分、「厩火事」28分。けっこう長めの話。「抜け雀」では、長めの「枕」が、しっかり「落ち」につながっている。夫婦の会話、特におかみさんのしゃべり方なんぞは、いいです!同じ話を違う役の人が3回もするところは、「ネタがよくできているなあ」と、構成がしっかりしていると思いました。京都のお寺には本当に「抜け雀」のふすまがあるそうで、冊子の方には、その写真も載っていました。
ただ全体にしゅべりのテンポが早すぎて"ため"がないように感じました。
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