新・読書日記 2009_25
『対談集・発想の原点』 (松本清張、双葉文庫:2006、5、20)
今年は松本清張生誕100周年で注目されているが、この本は2年半前に買って"つんどく"になっていた。対談相手は4人。佐野洋、五木寛之、井上ひさし、筒井康隆と順に。なかでも抜群におもしろいのは、筒井康隆!松本との噛み合わなさと、大家と若手の緊張感、でも通じている部分など、おもしろいとか楽しい対談ではないが、とても緊張感のあるシュールな、稀に見る真剣勝負の対談だね!
それにしても双葉文庫は、おもしろい本が結構ありますね。
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