新・読書日記 2009_14
『落語・昭和の名人決定版・ 五代目古今亭志ん生1/ 火焔太鼓・替り目・唐茄子屋政談』 (小学館CDつきマガジン:2009、2、3発行)
「火焔太鼓」は昭和31年9月3日、「替り目」は昭和35年1月6日、「唐茄子屋政談」は昭和36年6月30日収録。音源はニッポン放送。志ん生は、明治23年6月28日生まれ、昭和48年9月21日逝去。享年83。
志ん生の少しハスキーな高めの声、「ああ、こういう声、こういう語りだったか」と。はっきりと聞いた覚えはないはずだが、なんとなく馴染みがある。(実は大学時代に友人から志ん生の「LPレコード」をもらった。今もある。それで耳にしたことは、ある)
テンポも間も心地よい。「ひ」が「し」になる江戸弁も心地いい。「ああ、名人だなあ」と聞ける。ただ、女性の表現は、志ん朝の方がうまいのではないか?
このシリーズ、2週間に1回出る。26巻まで。
それにしても2009年はCD付きの本やらマンガやらの年明けの読書日記になっています・・・。
star4