でたらめヒーロー

第7話5月16日(木) 23:58~

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マスコミの前に姿を晒した事により、一躍、時の人となったゴーグルZ2号。
ファンサイトまで立ち上げている倉田夏輝(本仮屋ユイカ)によれば、初代ゴーグルZは、知る人ぞ知るローカルヒーローだったらしい。最終回で「次は君たちがゴーグルZになる番だ!」と言い残して終わったゴーグルZ。2号はきっとその意志を受け継いでヒーロー行為をしているはず、と夏輝は語る。だが、2号の正体である久住健太(佐藤隆太)に全くそんなつもりはなく…。
そんな中、何者かが男子大学生を次々と闇討ちする事件が起こる。
健太がゴーグルZ2号であると知った大地(秋元黎)は、事件を解決するよう、さり気なく健太に促すが、健太は「もっとデカい事件じゃねえと」と相手にしない。
大地は恭子の遺影に、健太を立派なヒーローにするからと誓う。でも、立派なヒーローって何だろう?夏輝は、初代ゴーグルZが立派なのは、人の心を助けるから、どんな悪人もキレイな心に変えるから、と言うが…。
一方、米国から芹沢春樹という優秀な研究者を呼び寄せた黒木(小日向文世)は、芹沢にドロップを解析させるべく、何としてでもドロップを手に入れようとしていた…。
夏輝の言葉に影響を受けた大地は、「戦わずして勝つ」極意を健太に伝えようとするが、おバカな健太には当然伝わるわけもない。
そんな中、闇討ち事件の被害者が皆、同じサークルの仲間だった事を掴んだ丹波修司(塚本高史)にいつものように担がれ、健太は、その大学近くを張り込む事になる。ただし、汚れて臭くなったいつもの衣装の代わりに、コスプレ合コン用というオレンジの衣装を着せられて。その際、修司は老婆から預かったというお礼を健太に渡す。その老婆はゴーグルZに助けられたと言っていたらしいが、健太の身に覚えはない…。
修司の指示で、オレンジの衣装を着て大学近くを張り込んでいる健太。
…と、そこに現れた襲撃者。それは…ゴーグルZ!?なんと闇討ち犯の正体は、ゴーグルZの衣装を着た偽者、偽ゴーグルZ2号だったのだ!
対峙する本物vs偽者。しかし、今日に限って別の衣装を着ていた健太が、逆に偽者に間違われてしまい、そのせいで偽者を取り逃がしてしまう。
偽ゴーグルZの正体は地味で目立たない男子大学生・小林光男(尾上寛之)。彼はかつて被害者の大学生たちに「存在感ゼロ」と嘲られた事を恨み、女子大生を食い物にしている大学生たちを、偽ゴーグルZとなって成敗していたのだ。
一方、憧れの白井麻里(原幹恵)とディナーの約束をしながらも、金を用意できなかった健太、腹痛を装って誤魔化そうとする。…と、黒木と一緒にいる夏輝の姿を目撃する。
黒木からイラストの仕事を紹介して貰い、上機嫌な倉田夏輝(本仮屋ユイカ)。だが、健太に「アイツは信用できねー」と言われ、またしても喧嘩別れする二人。それでも二人の相性の良さを見抜いた麻里は、夏輝に対抗意識を燃やし、健太の家へ押し掛ける。
いい雰囲気になりかける健太と麻里だったが、絶妙のタイミングで大地が帰宅。大地を健太の子かと誤解した麻里は帰っていってしまう。
一方、ゴーグルZ2号を称える夏輝のサイトには、偽ゴーグルZである小林がコンタクトしてきていた。偽者とは知らずに小林と会おうとしている夏輝。大地からその事を聞いた健太は電話で夏輝に忠告するも、夏輝は聞く耳を持たない。
修司にも促された健太は、大地がさり気なく置き忘れていった紫ドロップを手に、夏輝の勤めるコンビニへと急ぐ。小林がそこに現れるはずなのだ。それを陰から見守りながら「がんばってね、クズケン」と秘かに健太にエールを送る大地。
コンビニに駆けつけた健太、逃げようとする小林を追いかけ、二人は近くの公園で再び一騎打ちに。しかし、スーパーパワーの健太に敵うはずもなく小林はあっさり降参する…と思いきや、催涙スプレーで反撃。紫ドロップで強化された触覚が仇となり、健太は一時的に視力を奪われてしまう。目を開けられない健太に特殊警棒で迫る小林。
しかし、追いつめられた事が契機となり、健太は「戦わずして勝つ」方法を編み出す!健太が「真のヒーロー」に近づく事にもなる、その方法とは? その一方で、遂に一粒のドロップが黒木の手に渡ってしまい…。

今週のゲスト

尾上 寛之