- 第11話
- 12月12日(木) 24:09~放送

「私のために、あなたに変わってほしくない。私の好きなあなたを変えたくないんです」7歳年下の小津晃太郎(三浦貴大)に、そう告げた32歳の原多香子(優香)。晃太郎の、『好きな女性は絶対に泣かせない』と堂々と宣言できる真っ直ぐさに惹かれた多香子は、自分のためにカオリ(河北麻友子)を泣かせる晃太郎は自分が好きになった晃太郎ではなくなってしまう、と伝える。「もう少し時間を下さい」そう食い下がる晃太郎を突き放す多香子。「これ以上苦しんだり、傷ついたりしたくない。泣かせるよりひどい」そう言って、別れを突きつけるのだった。
そして自分を気遣う江川(新井浩文)の優しさに触れた多香子は、「私は、誰からも選ばれなかったから1人だと思っていたけど、誰も選ばなかったから、逃げてきたから1人なのかも知れない」そう感じ、江川とまずは友人として仲を深めていく決意をする。
2月22日、多香子の誕生日が間近に迫っていた。なんの予定もない多香子と、多香子の誕生日とは知らずに婚約者・カオリの両親との食事会の予定を入れてしまった晃太郎。カオリとの結婚の準備を進める晃太郎に、父の不倫で離婚をした母は、本当にそれで心残りはないのかと聞く。不倫に泣かされた母を見て、「誰も泣かせたくない」と思うようになった晃太郎。「確かに、あの人には泣かされた。でも昔はたくさん笑わせてもらった」と晃太郎の母。「泣かない人生でも、笑えなきゃ意味ないと思うわよ」そう言われ、晃太郎はなにも言えないのだった。 一方、江川との交流を深める多香子。一緒に飲んだ帰り道、タクシーで実家まで送ってもらうと、偶然に母の久恵と遭遇。多香子が男性と一緒だったことを喜んだ久恵は、江川に家に上がるよう促す。戸惑う多香子と江川だったが、久恵だけでなく、普段は寡黙な父・敏夫がホッとした表情を見せたことが、多香子の心に残るのだった。
久しぶりのユウコ(市川実和子)と秀美(山田真歩)との女子会。話題は近づいてきた多香子の誕生日だ。母の久恵が、江川も呼んで誕生日パーティを開きたいと言っているから来てくれと2人を誘う多香子。江川とイイ感じだと聞き、一気に盛り上がるユウコと秀美は、「多香子、突っ走れ!」とエールを送る。
一方の晃太郎・今村(柳下大)・江川の男子会の話題は、やはり晃太郎の結婚。カオリに、「私に手紙を書いて」とせがまれた晃太郎。出会ってから今までの出来事やカオリの好きなところを書いてほしいと言われ、どうしていいかわからないと愚痴をこぼす。書こうとすると、浮かんでくるのは多香子の顔で…。それでも進む結婚準備。「カオリちゃんとは、順調なんだな」そう問う江川に、「はい」と答える晃太郎。「そうだ、もう振り向くな!突っ走れ!」今村はそうはやしたてるのだった。
カオリと出かけた旅行会社で、新婚旅行のパンフレットを見る晃太郎。しかしどこもピンと来ない。そんな折、実はカオリが多香子を呼び出し、自分の知らないところで直接話し合っていたことを妹の琴美から聞いて驚く。多香子に渡せなかったクリスマスプレゼントのブックカバーを手にとる晃太郎。出会ってから今までの多香子のさまざまな表情、そして笑顔を思い出し、いてもたってもいられなくなった晃太郎はたまらず駆けだして――!?
そして自分を気遣う江川(新井浩文)の優しさに触れた多香子は、「私は、誰からも選ばれなかったから1人だと思っていたけど、誰も選ばなかったから、逃げてきたから1人なのかも知れない」そう感じ、江川とまずは友人として仲を深めていく決意をする。
2月22日、多香子の誕生日が間近に迫っていた。なんの予定もない多香子と、多香子の誕生日とは知らずに婚約者・カオリの両親との食事会の予定を入れてしまった晃太郎。カオリとの結婚の準備を進める晃太郎に、父の不倫で離婚をした母は、本当にそれで心残りはないのかと聞く。不倫に泣かされた母を見て、「誰も泣かせたくない」と思うようになった晃太郎。「確かに、あの人には泣かされた。でも昔はたくさん笑わせてもらった」と晃太郎の母。「泣かない人生でも、笑えなきゃ意味ないと思うわよ」そう言われ、晃太郎はなにも言えないのだった。 一方、江川との交流を深める多香子。一緒に飲んだ帰り道、タクシーで実家まで送ってもらうと、偶然に母の久恵と遭遇。多香子が男性と一緒だったことを喜んだ久恵は、江川に家に上がるよう促す。戸惑う多香子と江川だったが、久恵だけでなく、普段は寡黙な父・敏夫がホッとした表情を見せたことが、多香子の心に残るのだった。
久しぶりのユウコ(市川実和子)と秀美(山田真歩)との女子会。話題は近づいてきた多香子の誕生日だ。母の久恵が、江川も呼んで誕生日パーティを開きたいと言っているから来てくれと2人を誘う多香子。江川とイイ感じだと聞き、一気に盛り上がるユウコと秀美は、「多香子、突っ走れ!」とエールを送る。
一方の晃太郎・今村(柳下大)・江川の男子会の話題は、やはり晃太郎の結婚。カオリに、「私に手紙を書いて」とせがまれた晃太郎。出会ってから今までの出来事やカオリの好きなところを書いてほしいと言われ、どうしていいかわからないと愚痴をこぼす。書こうとすると、浮かんでくるのは多香子の顔で…。それでも進む結婚準備。「カオリちゃんとは、順調なんだな」そう問う江川に、「はい」と答える晃太郎。「そうだ、もう振り向くな!突っ走れ!」今村はそうはやしたてるのだった。
カオリと出かけた旅行会社で、新婚旅行のパンフレットを見る晃太郎。しかしどこもピンと来ない。そんな折、実はカオリが多香子を呼び出し、自分の知らないところで直接話し合っていたことを妹の琴美から聞いて驚く。多香子に渡せなかったクリスマスプレゼントのブックカバーを手にとる晃太郎。出会ってから今までの多香子のさまざまな表情、そして笑顔を思い出し、いてもたってもいられなくなった晃太郎はたまらず駆けだして――!?