ハクバノ王子サマ

プラチナイト 読売テレビ・日本テレビ系 毎週木曜よる11:59

ストーリー

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第8話
11月21日(木) 23:59~放送
ついにお互いの思いを通わせ海辺でキスをした、32歳の原多香子(優香)と7歳年下の小津晃太郎(三浦貴大)。歳の差も、晃太郎に婚約者がいることへのためらいも乗り越えてのキス……だが、幸せもつかの間。ふたりが海辺でキスをしていた頃、担任クラスの生徒・涼子が骨折し、大問題になっていたのだ。

担任の多香子、副担任の晃太郎ともに連絡が取れなかったことに激怒する涼子の母親。さらに晃太郎の失言でふたりが一緒にいたことがバレてしまい、職員室は微妙な雰囲気に。特に新任である晃太郎の立場は危うくなり、「あの方、教育の場にふさわしいんでしょうか。もう一度でも小津先生の不適切な話を聞いたら、辞めて頂くようにPTAに訴えます」と涼子の母親に言われてしまう。

「教師であることを忘れるべきじゃなかった」――そう痛感した多香子は、晃太郎に「もう止めましょう」と告げる。年上として、この関係を終わらせるのは自分の役目。終わらせるのも愛情の証だと自分に言い聞かせ、多香子は別れを告げるのだった。

一ヶ月の時が経ち、クリスマスがあと一ヶ月後に迫った。楽しむ人にとってはたった一日、苦しむ人間にとっては長い期間。

晃太郎の恋人のカオリ(河北麻友子)は、年末年始も留学先で過ごすと晃太郎に告げた。「本当は、私も帰りたいんだよ。勉強けっこう大変なんだもん。嫌になってきちゃった」無責任なカオリの言葉に晃太郎は納得がいかず、彼女への思いがグラつき始めたことを感じる。周囲がいずれするだろうと話題に出すカオリとの結婚話にも、どうしても乗ることができない晃太郎だった。

一方、実家の手伝いに帰った多香子は、父親の敏夫が友人に「多香子はまだ嫁に行っていないんです」と話しているのを偶然耳にする。「あの子の人生だ、好きにすればいい。ただ歳をとったときに一人でいなきゃいけないのかもしれないと思うと…」普段は無口な父親の思いを初めて聞き、多香子の心は揺れる。

いつものユウコ(市川実和子)、秀美(山田真歩)との女子会。「ごめん、私、結婚する」突然そう言い出したのはユウコだった。「おひとりさま」に疲れたユウコは、元々の知り合いである男性と結婚を決めたというのだ。金持ちでもない、おしゃれでもない彼との結婚。「せめて、この世にひとりでも、自分の味方になってくれる人がほしい」そう言うユウコに、多香子も秀美も「おめでとう」と言うことができないのだった。

そんな折、以前晃太郎主催の合コンで知り合った江川(新井浩文)から「来週の日曜日、お暇ですか?」というメールを受け取った多香子。突然の誘いに驚きつつも、父親の言葉が耳に残っていた多香子はその誘いを受けることにする。

初めての江川とのデート。連れて行かれたのは、意外にも釣りだった。江川とは気があって一緒にいても楽しいと改めて感じる多香子。「また会ってくれますか?」そう言う江川に、多香子は素直に頷くことができるのだった。

一方の晃太郎は、多香子から江川と釣りに行った話を聞いて驚く。江川と多香子の距離が近づいていることをひしひしと感じ、焦る晃太郎。デスクに飾ってあるカオリの写真もまともに見ることができない。

「結婚って、何なんでしょう」過去に多香子と不倫関係にあった黒沢(中村俊介)に、ついそう尋ねてしまう晃太郎。「いちばん冷静に言ってしまえば、社会を円滑に動かしていくシステム。でも理想を言えば、一度しかない人生を、一緒に生きたいと思う人を選ぶこと、でしょうか」その黒沢の言葉を聞いた晃太郎は、いてもたってもいられなくなり…!?
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