2017年7月23日(日)
午後4:30~5:30 放送
ゲストは漫画家でタレントの蛭子能収。自由奔放に見えるその人柄にも、最愛の妻の死、そして再婚…知られざる壮絶な人生があった。今回は本人直筆イラストを交えて振り返る。
23歳のとき、イラストレーターを夢見て長崎から上京。まもなく結婚し子供が生まれる。その時を振り返り、描いたイラストには目を疑う蛭子の様子が。
その後家族を養うために“ちり紙交換”の仕事をしながら、コツコツと好きな漫画を描き続けたという蛭子。漫画家デビューは成人向け雑誌の連載だった。蛭子らしい作風の裏に隠されたものが明らかに。このシュールで“ヘタウマ”な作風は、次第に注目されていく。
また、独特の子育て秘話も公開。VTRで蛭子の長男が語った“父に怒られた思い出”は、蛭子能収の本質が感じられる趣深いエピソードだった。
転機は40歳の時。ポスターを描いていた「劇団東京乾電池」の柄本明に頼まれ、嫌々出た舞台だった。その舞台でテレビプロデューサーの目に留まり、「笑っていいとも!」のレギュラーに抜擢される。以降、特異なキャラクターでドラマやバラエティーへと活躍の場を広げていくが、そこには彼が心に決めたポリシーがあった。テレビ番組の作り手でもあるテリー伊藤が、つかみきれない蛭子の内面を語る。
だが51歳の時、無類のギャンブル好きの蛭子は麻雀賭博で現行犯逮捕されてしまう。その時の様子を蛭子が自らイラストで解説。長男が、芸能活動を自粛していた期間の蛭子の仰天行動を暴露する。
そして蛭子を突然襲った妻の死…悲しみに暮れた蛭子がとった、信じられない行動とは?また、太川陽介とコンビを組んだ“バス旅”での、あっけにとられる舞台裏を太川が暴露。その全てに、憎み切れない蛭子の魅力がにじんでいた…
自然体で天然。そんな蛭子がやり残したこととは…壮絶な人生を振り返り、最後の最後まで予想を裏切る発言が飛び出す!