2017年4月30日(日)
午後4:30~5:30 放送
ゲストは吉本新喜劇が誇る2大ベテラン女優、末成由美(70)と浅香あき恵(60)。
「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃー」や“ブサイク”ネタで今や新喜劇にはなくてはならない2人にも、波乱の芸人人生があった。
本当は松竹新喜劇に入りたかった末成と、文学座の正統派女優を目指していた浅香。当初笑いへの貪欲さのなかった2人には、当時の看板女優・山田スミ子からの厳しい叱責が待っていた。山田本人がVTRで若き日の2人を語る。30代で結婚・離婚を経験した末成は笑いを追求、三枚目に徹することを決意。浅香も新喜劇伝統の“壁にぶつけられる”芸などで笑いを取るようになる中、漫才ブームに押されて新喜劇の人気が凋落。リストラともいえる「新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン」の嵐が吹き荒れる。
末成は立て直しのため新喜劇に残ったが、浅香は解雇されて退団。共に解雇された島田一の介と漫才をやらされることに。当時2人がそれぞれの道でジレンマを抱えていた姿を、未知やすえがVTRで証言する。
ところが1年後、浅香は島田からとんでもない理由で解散を懇願され、新喜劇に再入団。しかし、そこにはかつての新喜劇の雰囲気はなく、浅香の居場所がないという“地獄”が始まることに。当時、舞い戻った浅香に対して末成が抱いたのは批判的な思いだった…掛け違ってしまった過去のわだかまりについて、今回2人がはじめて語り合う。
さらに、酒井藍とすっちーが、大先輩である2人の知られざる素顔と魅力を語る。今春催された浅香あき恵“涙の”40周年公演にも密着する。