黄金列伝

月亭八方 陣内智則 月亭方正

放送内容

2013年11月16日(土)
午前10:30~11:30

 年齢は陣内智則と同じ40歳の友近。大学生の時にはすでに地元・愛媛で、ローカルタレントとしてリポーターなどで活躍し、芸歴は20年以上なる。だがNSC(吉本総合芸能学院)に入ったのは遅く27歳の時。「地元ではリポーターとして情報を伝えることを求められていた。でも私自身は面白いことをやりたかった」と葛藤を続けていた友近。番組でボケたりネタをやっても、カットされるばかりだったという。そこからある被害妄想に陥り、「このままではダメになる」と、NSCに飛び込んだ。陣内は「友近がNSCに入ってきた時は群を抜いていた」と、当時から完成度が高かったことを証言する。デビュー以来、その多才な芸を武器に、女性芸人のトップを走り続ける友近。そんな彼女の頭の中とは?

 意外にも、わずか1%しか占めていないのが「ネタ」。陣内は「60~70%ぐらいあるのかと思ってた」と驚くが、友近は「普段ネタ探しとかは特にしない。ただ人間観察は普通にしている」と淡々。友近のネタといえば、旅館の女将や仲居、水商売の女性など、鋭い人間観察から作り上げられる人物描写が真骨頂だが、それらは普段の何気ない観察から自然に生まれるのだという。

 では、その鋭い観察力はどこから来ているのか?熊本に住む実姉が証言VTRで登場。「小学校2,3年生のころから、近所のおばちゃんたちが会話しているのをじっと観察し、家に帰ってはボソッと真似をしていた」と、幼い頃からの習性であることを明かす。さらに、「好きなネタしかやらない」とこだわる友近。そういう好きなキャラクターネタを単独ライブだけでなく、賞レースでもやってしまうと自虐的に笑うが、「でも、そういうネタで賞を取れたらうれしいですね」と、秘めた野望もちらり。

 そして、ネタ以上に頭の中を占めているのが5%の「恋愛」。現在44歳の一般男性と交際していることを明かし、結婚も考えているという友近。「彼のいいところは、私を叱ってくれるところ。彼の喜ぶことをしてあげたい」と、女性らしい一面を覗かせ、好きな男性の前では意外にも“ぶりっ子”になることを認める。

 そんな友近の“恋愛”について、女性芸人仲間が証言。森三中の大島美幸は「友近さんは男性が歩いているのを見るだけで、エッチがうまいかどうかが分かるらしい」と暴露。また、友近の現在の彼氏に会ったことがあるというハリセンボンの近藤春菜は「お互いに温かく見守っている感じが素敵。落ち着いた大人だけど、かわいい恋愛をしてるなぁと感じた」と明かし、友近を照れさせる。

 そして脳内の10%を占めるのが「演歌」。演歌歌手をゲストに迎える音楽番組の司会を務め、演歌歌手「水谷千恵子」のキャラクターでリサイタルツアーやディナーショーを行っている友近。「演歌の番組でいろんな歌手の方たちと出会ってみたら、皆さんサービス精神旺盛で、ボケたがる方ばかり(笑)。そういうのを見ているうちに、演歌歌手のキャラクターを作ってみたいと思った」と、あの水谷千恵子のキャラクターが生まれた経緯を語る。

 そんな演歌界からも大物歌手が友近の魅力を証言。冠二郎はVTRに登場するなり元気いっぱい「ブラボー!ブラジャー!」と挨拶。友近曰く「毎回言ってる挨拶」だそうで、陣内たちも予想外のボケっぷりに大爆笑。さらに川中美幸までもが「水谷千恵子です!」とトボケて登場。友近の魅力を語り尽くす姿がまさに水谷千恵子そのもので、なんとも可笑しく、陣内は「ほんまにオモロイ!」、月亭方正も「演歌を歌ってる姿からは、こんな面白いとは想像できへん!」と騒然。

 また、間違っている人を見ると、はっきり注意してしまうという友近。脳内19%を占める「正義感」には、証言者YOUも「“こうあるべき”というのは絶対に曲げない。自分以外のことも気にかける。カッコイイ!」と絶賛。実姉も「子供のころから、先生に“それはえこひいきだ”とか、直接意見していた」と証言する。

 そのほか、60軒以上の物件を見て決めたというこだわりの「家」や、大好きなバッグの「ヴィトン」、1人で行くという「温泉」などが頭の中を占める友近。その中で、もっとも多くの25%を占め、証言者の近藤春菜が「2人で喋っていると、急にケータイでその動画を見始める」と呆れるほど、友近がいま夢中になっているものとは?さらに「子供ができたら3~4年休んで子育てをしたい」と語るなど、結婚・出産を視野に入れた“芸人・友近”の人生プラン・野望を大いに語る!

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