黄金列伝

月亭八方 陣内智則 月亭方正

放送内容

2012年12月6日(木)
深夜1:00頃~

 「この2人に認められた若手芸人は売れる!」とのジンクスもあるというバッファロー吾郎。数々のお笑いイベントを自分たちで立ち上げ、才能ある若手を出演させることでチャンスを与えてきた彼らの原点は、ある先輩芸人との出会いにあった。

 バッファロー吾郎Aと竹若元博のコンビ結成は1989年。NSC(吉本総合芸術学院)在学時、今も心の師と仰ぐ先輩・リットン調査団と知り合う。そしてデビュー間もない1991年、雨上がり決死隊、FUJIWARA、へびいちご、チュパチャップス、ナインティナインと伝説の人気若手ユニット「吉本印天然素材(=天素)」を結成。東京でアイドル的な人気を博したが、3年で解散に。大阪に戻り、独自の笑いを追及しようとしていた2人に、リットン調査団からあるイベントへの出演オファーが…。のちにバッファロー吾郎が開催するお笑いイベントに多大なる影響を与えたというリットン調査団の斬新な発想とは、果たしてどんなものだったのか?

 そして1998年、リットン調査団から教わったスタイルでバッファロー吾郎が立ち上げたのが「爆笑ホームラン寄席」なるネタイベント。「自分たちが純粋におもしろいと思った芸人たちだけで、ただただおもしろいネタイベントをやりたい」と、そのころはまったく日の目を見ていなかった芸人たちにも積極的に声をかけたという。そのメンバーとは、ケンドーコバヤシや笑い飯、レイザーラモン、友近、ジャルジャル、天竺鼠などなど、のちに売れっ子となった芸人ばかり。2人はどのようにしておもしろい芸人を見出していったのか?その発掘裏話やイベント秘話をバッファロー吾郎が語るほか、「爆笑ホームラン寄席」から巣立った“バッファローファミリー”のケンドーコバヤシ、笑い飯、レイザーラモンが当時の爆笑エピソードを明かす。

 さらに翌年の1999年、今や伝説になりつつある大喜利イベント「ダイナマイト関西」がスタート。大喜利による一対一の勝ち抜きガチンコ勝負で“一番おもしろいヤツ”を決める、お笑いと格闘技を融合させた画期的なイベントは、お笑いファンのみならず芸人たちからも熱い注目を集め、DVD化されるほどの人気公演となっている。そんな「ダイナマイト関西」の誕生秘話が明かされるほか、2人の熱いオファーを受けてイベントに出演した麒麟、しずるがバッファロー吾郎への思いを語る。

 そのほか、バッファロー吾郎が尊敬してやまないリットン調査団が2人にメッセージを。また、才能ある若手のサポートだけではなく、2008年の「キングオブコント」優勝、東京進出と自らも進化を遂げてきた2人が、気になる“今後”を明かす。

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