2012年11月1日(木)
深夜1:00頃~
八方からの「ぜひ番組に来て!」という熱烈なラブコールに応えて登場した西川のりお。サービス精神旺盛なマシンガントークに、あのしゃべり好きな八方も「客に徹して話を聞いていたい」というほど惚れ込んでいるのだという。1980年代前半の漫才ブームでは、独特のダミ声と破天荒な芸風、「ホーホケキョ」などのギャグで一世を風靡し、伝説のお笑いバラエティー番組『オレたちひょうきん族』で人気を博したのりお。そんな彼の芸人人生を物語る伝説的エピソードを、身近な人々の証言から探っていく。
元マネジャーが証言する「金銭感覚が無茶苦茶しっかりしてる伝説」では、のりおの恐るべき倹約家ぶりが明らかに!東京ー大阪間を新幹線で移動中、先に降りた乗客が残していった雑誌をすべて回収し、浮いた雑誌代を計算して「儲かったな!」と喜んでいたというのだ。金の使い方にはシビアで、漫才ブームのころにもらっていた多額のギャラも「パッと使うとか怖くてできへん。そっくり貯金してた」というのりお。この破天荒キャラとは真逆の徹底したドケチぶり(?)には、しっかり者だった“オカン”のある言葉が大きく影響しているらしく…。八方、陣内も思わずうなったオカンのひと言とは?
そんなのりおが、あと少しでもらえるはずだった大金をふいにしたエピソードが明かされるのは、親しい構成作家から飛び出した「空気読める伝説」。とあるバラエティー番組で“西川のりおが最後までしゃべらなかったら賞金100万円”という企画があり、しゃべりたいのを必死で堪えて黙っていたのりおだが、高額賞金にビビるスタッフの雰囲気に押され、番組終了直前に「100万円なんかいらんわい!」と叫んでしまったという。生来のサービス精神からか、期待されるとつい思わぬ暴走をしてしまうというのりお。『オレたちひょうきん族』から生まれたあの名ギャグも「スタッフに追い込まれた結果」の産物だったと明かし…。八方と陣内を爆笑させた、伝説の番組の収録舞台裏とは?
のりおの師匠は、関西お笑い界の大御所・西川きよし。のりおが高校時代、劇場に“横山やすし・西川きよし”の漫才を見に行ったことが弟子入りのきっかけだったという。舞台のきよしに向かって大胆にもヤジを飛ばし、顔を覚えられたことから劇場に足繁く通うように。「ファンというより、しゃべってくれるのがうれしくて行っとってん」と完全に友だち感覚できよしに接していたという。やがて自分も芸人になりたいと思い始めたのりおは、軽い気持ちで「弟子にして」ときよしに弟子入りを志願したが…。この後、のりおが「入ってみたらえらいことやった」と振り返る、厳しい内弟子修行時代を激白!
さてそんな中、のりおを大慌てさせるサプライズが!のりおには知らされていなかったスペシャルゲスト・西川きよしが突然現れたのだ!これまで快調に飛ばしていたマシンガントークはどこへやら、急にしおらしくなり、言葉少なになるのりおに八方、陣内は思わず吹き出し…。この後、のりおが「あのときの師匠がいなければ今の僕はない」としじじみ語る入門当時の“事件”や、「弟子を貸して」とのりおを連れ出してはハチャメチャなことをさせていたという横山やすしの仰天エピソードなど、きよしとのりおの師弟ならではの秘話を語り尽くす!
また、のりおの相方・上方よしおに調査員の山崎邦正が突撃インタビューを敢行。長年連れ添った盟友だけが知るのりおの真の姿とは?そのほか、お金や女性にまつわるマル秘武勇伝、漫才にかける思いなど“怪物芸人”西川のりおの実態を爆笑トークで深く掘り下げていく。