2021年も新型コロナウイルスに翻弄された1年となった。年明けの第4波以降、大阪府では自宅療養者が1万8千人を超えた。「患者が不安を感じるのは孤立を感じているから」という信念のもと、患者に寄り添う大阪の一人の町医者がいる。「地域医療」を念頭に、小さなクリニックを運営する彼は、自らを「ヤブにもならない竹の子医者」だという。感染対策上、隔離され、孤立が生まれやすいコロナ治療。患者を真の意味で救うためには、何が必要なのか。一人の熱血町医者の姿を通して考える。