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#1127

ザ・取調室2

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コナンと小五郎は、捜査に協力した事件がなかなか進展しないため、目暮警部のもとを訪ねる。容疑者は元小学校教諭・北尾研吾。八日前に起きた殺害事件の容疑者として逮捕され、犯行を認めていたが、取り調べを重ねるほど不審な言動が目立ち、起訴できずにいたのだ。
造成工事現場付近で発生した一酸化炭素中毒死。「工事が中断してる造成地に不審な車が停まっている」と匿名の通報を受けて警察が駆け付けると、車内には七輪で練炭を燃やした痕跡と、死後数時間経過した男性の遺体があった。被害者・本田雅斗の体内からは睡眠薬が検出され、殺害事件として捜査が始まった。翌日の新聞を見た小五郎は驚いて、目暮警部のもとを訪れる。小五郎は事件の二日前に本田と高齢の男性が激しく揉めているのを目撃していた。そこへ造成地で不審な人物を見かけたという蒲原保がやってくる。蒲原は「小学校の時の担任の先生だった」と言い、写真を見せてくる。それは、小五郎が目撃した高齢の男性と同じ人物・北尾研吾だった。
そうして北尾の元に向かった目暮警部たち。北尾は犯行を認め、練炭等の購入も確認できた。しかし、逮捕後の取り調べでは、犯行の詳細について曖昧な供述ばかり。奇妙に思った目暮警部たちは別の容疑者についても調べ始める。その候補として挙がったのが、本田の叔母に当たる四方遥香だった。頻繁に金をせびりに来る本田を疎ましく思っていたようだが、事件発生時は友人と温泉に行っていた。俳句教室で遥香と仲が良かった北尾。目暮警部たちは、北尾は遥香のアリバイを知らず、遥香が殺害したと勘違いして庇っているのではと考えるが……。

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