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#R83

怪盗キッドVS京極真(前編)(デジタルリマスター)

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 園子は京極真を自宅に招き、父親の史郎、母親の朋子に彼氏として紹介する。園子は京極が400戦無敗の空手の達人と自慢するが、朋子はその話に興味を示さず、鈴木財閥を背負って立つ覚悟はあるのかと京極に迫る。鈴木財閥の跡継ぎになるのは園子の伴侶となる男性。だが、朋子は武者修行のために海外留学している風来坊の京極は跡継ぎに相応しくないと考えていた。その時、園子の携帯に蘭から連絡が入る。蘭は怪盗キッドが鈴木次郎吉相談役に犯行の予告状を出したというニュースの事を園子に教える。園子は「キッド様が来る」と喜び、京極はその言葉を聞いてキッドに嫉妬する。

 今回、キッドが狙っているのは宝石、グリーン・エンペラー。次郎吉は怪盗キッドが最新鋭の防犯システムを突破できるかをPC上でシミュレーションする。その結果は100戦全敗だった。予告日は明日で、次郎吉は公開を延期しようと考える。その時、京極がボディーガードを倒しながら次郎吉の前に現れる。京極は自己紹介した後、キッドが狙う宝石の警備をしたいと直談判する。次郎吉は一度断るが、園子から400戦無敗と聞いて京極に警備を任せる事に決める。

 次郎吉は宝石の展示室に警備を入れないようにと茶木警視に指示。次郎吉は京極を最新の防犯システムと呼び、京極1人に警備を託す事にする。園子は蘭に電話し、京極とキッドが対決する事になったと報告。園子はどっちを応援すれば良いのか迷っていた。その時、園子の前にキッドが現れる。キッドは賭けをしたいと園子に話を持ちかける。

 翌日の予告日、鈴木大博物館の展示室では、京極が首からグリーン・エンペラーをかけて1人で警護していた。中森警部はキッドが停電させて暗闇になったら危ないと心配。だが、次郎吉は京極には心眼があると心配ない事を強調する。朋子はキッドの変装に対抗する秘策として、特注した世界に1着しかない女性用の洋服を用意。キッドは女性の洋服を脱がせて変装した事は1度もなく、朋子は用意した洋服を着ていれば本人に間違いないと訴える。朋子は園子と蘭の分の洋服も用意していた。

 この後、園子は今朝ポストに京極宛てのキッドからの手紙が入っていた事を皆に報告する。京極は封筒を開けるが、中に入っていたのは白紙だった。コナンは炙り出しの手紙と推理し、中森がライターで白紙を炙ってみる。すると「いざ尋常に勝負」と京極を挑発する文字が浮かび上がり、コナンはこの手紙の意図するものを考える。朋子は洋服を着替えに行こうと園子と蘭に声をかける。その時、園子は京極の拳を両手で握りながら激励し、京極は宝石を守り抜くと約束する。その間にもキッドが予告した午後10時は刻一刻と迫っていた…。

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