事件ファイルCASE FILE


命を賭けた恋愛中継(現場突入)
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笛本は高木刑事の居場所を明かさないまま自殺し、高木を見つけ出す方法はタブレットの映像だけになってしまう。高木の足元の板の裏には時限爆弾がセットされていた。松本管理官はナタリーが自殺した時間を訊ね、白鳥警部は午前10時頃と答える。ナタリーが自殺したのは1年前の明日で、目暮警部は明日の午前10時に爆破タイマーがセットされていると推理する。爆弾が爆発するまで18時間しか残されていなかった。
千葉刑事は爆弾を固定しているガムテープが剥がれそうになっている事に気付く。千葉たちは爆弾が下に落ちればいいと願うが、高木は拘束された両足で爆弾を挟んで板の上に載せてしまう。コナンは高木の行動から、下に誰か通行人がいたと推理。高木はその通行人を守るために爆弾を板の上に載せたのだ。この後、コナンは高木がいる場所を北海道に限定した方がいいと目暮に伝える。映像に映っていたカラスはヨーロッパに生息する西コクマルガラス。このカラスが日本に迷い込んだのは2回とも北海道だったのだ。
千葉は高木の後ろの空に細い光の柱が映っている事に気付く。これは太陽の光が空気中のダイヤモンドダストに反射するサンピラー現象だった。ダイヤモンドダストが発生するのはマイナス20度以下で、松本は高木が拉致されている場所は北海道と断定。松本は北海道警に捜査協力を仰ぎ、目暮と佐藤はヘリコプターに乗って北海道へ向かう。だが、北海道の4階以上の建設現場を調べても高木を見つける事ができない。コナンは高木が警察手帳を落とした理由を考えた後、高木の映像を確認して何かに事に気付く。
翌日、高木は今にも事切れそうな疲労困憊の状態に。コナンは犯人がトリックを使って拉致現場を4階以上に見せかけていた事を松本に報告する。映像の手帳を見て、鏡のトリックに気付いたコナン。正面の画像の下半分は鏡像で、実際は2階程度の建物なのだ。松本は捜査の対象を2階以上に変更するように道警に連絡する。この後、コナンは高木の後ろの空に凧が映っている事に気付き、近くで凧揚げ大会が行われていると推理する。だが、凧揚げ大会は3ヵ所で開催されていると判明。すでに爆発までは5分を切っていた…。