事件ファイルCASE FILE
封印された洋窓(前編)
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コナンは蘭、園子、本堂瑛祐と山道を登り、園子の別荘に向かう。だが、別荘の手前にある吊り橋は崖下に崩れ落ちていた。蘭たちは携帯電話が圏外のため、近くの別荘で電話を借りて迎えを呼ぶ事に。蘭が別荘のインターホンを鳴らした直後、ワゴン車がやってくる。蘭は乗車していた槙野純、天堂享、倉本耀治に事情を説明。蘭らは純らの好意で迎えが来るまで別荘で休ませてもらう。
3人はミュージシャンで、曲作りのためにこの別荘を格安で購入したという。享らはこの物件は曰くつきだと告白。元は大金持ちの兄弟が建てたもので、それぞれの夫婦で利用していたという。ある夜、兄が窓から魔物が入って来たと言い出し、釘を打ち付けて問題の窓を封印。その後、床や壁紙なども改装したという。だが翌年、開かずの窓が開いていたのを裏庭から目撃した兄の嫁が数日後に自分の部屋でロープを使って自殺し、兄も後を追って3階から身を投げたという。そんな事件があり、弟夫婦は別荘を格安の値で売りに出したのだ。
この後、コナンらは部屋の方から開かずの窓を見せてもらう。すると、確かに窓には無数の釘が打たれていた。皆が話をしていると、純らのバンド「ドルクス」のメンバー、保波倫子が静かにして欲しいと言いに来る。倫子は隣の部屋で作曲をしていたのだ。園子の姉が迎えに来るまで時間があるため、コナン、蘭、園子、瑛祐は裏庭から開かずの窓を見る事に。
瑛祐は裏庭の木に奇妙な鳥の巣箱を発見。コナンが巣箱の中を覗いていると、瑛祐が驚きの声を上げる。開かずの窓から誰かが覗いていたという。コナンは別荘に戻って開かずの窓を確認するが、開いた形跡はない。その時、隣室で異変が起きる。いくら呼んでも倫子が部屋から出てこないという。享、耀治が体当たりしてドアを開けると、中では倫子がロープで首をくくっていた…。