


バヌアツ共和国のパイロット・清水裕迪(ひろみち)さん(37)と、愛媛県で暮らす両親をつなぐ。バヌアツは、83の島からなる群島国。裕迪さんは、首都・ポートビラにあるバヌアツ唯一の国際空港を本拠地に、島々を行き来している。小学生の頃からパイロットに憧れを持っていたものの、少年時代は野球に打ち込み、甲子園の常連である愛媛県の済美高校へ。その後プロの道は諦め、もうひとつの夢であるパイロットを目指すも、進路は開けなかった。しかし大学生の頃、飛行機を見に行った松山空港で運命的な出会いが…。こうして現在は夢だったパイロットとして奮闘する裕迪さんだが、実は中学を卒業した頃から親子の会話はほぼなくなり、バヌアツにいることも伝えていない。何も告げずに海を渡った息子へ、母が届ける想いとは。