アメリカ・マイアミでダンサーの夢を追う中井理絵さん(24)と、日本の家族をつなぐ。NBAのプロバスケットボールチーム「マイアミヒート」の専属ダンサーになることを夢見て、昨年5月マイアミにやってきた理絵さん。しかし、これまでオーディションに2回落選。現在は貯金を切り崩しながらマイアミでダンスの修業をし、合格を目指して挑戦を続けている。小学生のころからヒップホップダンスを始め、高校時代には全国大会3位になった理絵さん。16歳の時、マイアミヒートのダンスチームを見て、様々なダンスにラテンのサルサダンスを取り入れた独自のスタイルに心を奪われたという。しかしマイアミヒートは世界中のダンサーの憧れの的。オーディションは500人が受けて、合格は20人に満たない超難関なのだ。今回、理絵さんはマイアミヒートに続いて人気を誇るメジャーリーグチーム「マーリンズ」のダンスチームのオーディションに挑む。合格して大きな舞台に立つことは、マイアミヒートのオーディションにも必ずプラスになると考えるからだ。エネルギッシュに突き進む理絵さんに、日本の家族からあるモノが届けられる。