台風６号中継
７月１９日と７月２０日の２日間、
台風６号をリポートするため、
本州最南端、和歌山県潮岬に行ってきました。
今年５月下旬に日本に接近した台風２号は、
日本に近づいた途端、温帯低気圧に変わりましたが、
今回の台風６号は９６０ｈＰａで強い勢力を維持したまま日本に接近。
しかも和歌山に上陸する可能性が大きいということでした。
２０１１年７月１９日。
お昼の「ＮＮＮストレートニュース」本番前に現場到着。
台風は翌日２０日の朝に上陸予定にもかかわらず、
この日の朝から強い雨が降り出し、風も吹き始めました。
地元の方に話を聞くと、
４、５日前くらいから波の高さに変化がみられ、
海が荒れ始めたとのこと。
串本町の住民も強い台風に備え、
上陸の前日の朝から自主避難したとの情報も入りました。
夜になると
時折、体のコントロールが利かなくなるほどの突風が吹き荒れ、
夜８時５６分の「ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ」の中継では、
周りの木も左右に大きく揺れ、雨、風も横殴りに吹き付け
リポート中、自分の体が吹き飛ばされそうになりました。
まさに 「ＴＨＥ 台風中継」でした！
結局、台風６号が和歌山に上陸することはありませんでしたが、
翌日の２０日正午まで雨、風が弱まることなく、吹き続きました。
前回の台風２号での中継回数は２回でしたが、
ローカルと全国放送合わせて
今回中継した回数は２１回！
今まで２５年生きてきて
上陸する前日から天気が悪くなるという台風は
今までにない、初めて体感した台風でした。