いよいよ明日、~全英への道~ミズノオープンが開幕します。
大会開幕に先立ち、中継スタッフでJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を下見ラウンドしましたので、私の結果と一緒に、中継ホールを簡単にご紹介して行きます。
下見ラウンドとあって、中継に使われるインコースだけ、ツアーで使うチャンピオンティーからプレーさせていただきました。
私のスコアはアウト40、イン39の79。この日はリンクスコース特有の海風が強く、調子自体は良かったのですが、スコアメイクが上手く行きませんでした。
小田孔明プロに聞いても「JFE瀬戸内海では全く良いイメージが沸かない。本当に苦手なコースです・・・。」と、賞金王も悩ませる難コース。
この大会が全英オープン予選となることもあり、本格的なリンクスコースに仕上げてあることから、日本のコースに多く見受けられる林がありません。
ホールとホールをセパレートする木々も無く、ショットの際に目印にするターゲットが見つけにくいのが特徴です。それに加え、グリーンが硬くて速く、更に冒頭でお伝えした通り、リンクスコース特有の強い風がトッププロをも苦しめます。
この難コースをどう攻略するのか、プロの技が際立つコースとも言えるでしょう。
『14番ホール par3 232ヤード』
日本ツアーのpar3の中で最難関と言われるホールです。
距離が長い上に、通常の風がアゲンスト(向かい風)ですので、使用クラブが大きくなってしまいます。その日のピンの位置にもよりますが、プロはロングアイアン若しくはユーティリティ、風によっては5番ウッドも使用するでしょう。パーをセーブし、流れを崩さないことが重要です。
このホールの小澤は・・・
ティーショット:3番ウッド → グリーン奥カラーから寄せワン。会心のパー!
『15番ホール par4 391ヤード』
距離の短いpar4です。
ドライバーでティーショットを打つなら、右サイドに広がる大きな池は気になるところでしょう。3番ウッドでのティーショットを選択する選手もいます。セカンドショットでピンに絡め、バーディーを狙っていきたいホールです。
このホールの小澤は・・・
ティーショット:ドライバー → 2nd;左ラフから残り144yを9I→ラフが想像以上に深く振り切れず、寄らず入らずのボギー・・・。
『16番ホール par3 200ヤード』
グリーンが横に長く、左サイドが高く、右サイドが低い2段グリーン。
ピンポジション次第で難易度が大きく変わる勝負のホールです。
このホールをいかに無難にパーで切り抜けていくか。勿論バーディーなら最高ですが、そう簡単にはスコアを伸ばすことが出来ない癖のあるホールです。
このホールの小澤は・・・
ティーショット:4番ユーティリティ → 右20メートルにオン、1メートル以上の段差を登らせることが出来ず、3パットのボギー・・・。
『17番ホール par4 445ヤード』
フェアウェイの左右に立ち並ぶ椰子の木の間を抜いていくティーショットになります。
フェードヒッターは左側に並ぶヤシの木が邪魔になり、狙いにくさもあるでしょう。距離はそれ程長くないので、バーディーをうかがいながら勝負の18番ホールに繋げていきたいところです。
このホールの小澤は・・・
ティーショット:ドライバー → 2nd:残りピン172ヤードの左ラフに→寄らず入らずのボギー・・・。屈辱の3連続ボギー。
『18番ホール par5 552ヤード』
ドライバーさえしっかり打てれば2オン可能なpar5です。
ただし、ホール左側に大きな池が広がり、池に向かっての風が吹く時もあれば、池から風が吹く時もあり、易々とティーショットを放つことは出来ません。レイアップで刻むのか、ドライバーでアドバンテージを獲るのか、コースマネジメントにも注目です。
このホールの小澤は・・・
ティーショット:ドライバー → 2nd:5番ウッド →3rd:残り113ヤード → 6メートルを2パットのパー。
私のボギーばかりのこの結果では全く参考にはならないでしょうが、トッププロ達の素晴らしい技を是非ご期待下さい!!!
また現地からの様子もお伝えします。