「本田、初ゴール!」
幼いころからの夢だったセリエAのACミランに電撃移籍した本田圭祐選手が、初ホームゲームで初先発し、初ゴールを挙げました!!
本田と言えば、全国高校サッカー選手権の今大会でも準優勝を果たした星稜高校のOBでもあります。
小学校の卒業文集で「Wカップで有名になって外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。レギュラーになって10番で活躍します。」と断言した通りに進んだ本田ですが、ここまで順調に来たわけではありません。
ガンバ大阪のジュニアユースからユースチームに昇格出来なかった本田を、星稜高校の河崎護監督が石川県に呼んで育てました。
今から9年前の83回大会で、星稜を初の準決勝へと導いたのも当時3年生でキャプテンの本田でした。その市立船橋との準決勝の実況を私が担当したのですが、PK戦で惜しくも敗れても、気丈にまず相手チームを称え、そして悔し涙を流しているチームメイト達を励ましていた本田の姿は今でもはっきりと覚えています。その当時からの強烈なキャプテンシーは一つも変わっていません。
次々と夢を実現していく本田を見ていると、努力は裏切らない、願えば叶うものなのだとつくづく思います。これからも後輩の星稜イレブンだけでなく、全国のサッカー少年、少女達の希望の的であり続けて欲しいものです。
我が家の家宝の一つです。