「Wアキヒロ!」
先日、阪神OBで大のゴルフ好き!の矢野燿大さんとラウンドに行って来ました。
矢野さんが先週のマイナビABCのマンデーに挑戦される直前だったので、本気の練習ラウンドになりました。
私も3年前にミズノオープンよみうりクラシックの予選会に挑戦しました。一次予選、最終予選を通過し、マンデーに出場した経験もあるので、その時の話などもしながらラウンド。
矢野さんのゴルフはとても丁寧で、勢いや力に任せてのショットはせず、まずはフェアウェーをキープし、徹底的にリスクを排除した組立をしていました。だからといって消極的ではありません。狙えるところはしっかり狙う。ゴルフにおいても、かつて投手の投球を上手く組み立ててリードしていた頃の名捕手ぶりが思い出されました。
矢野さんのマンデー挑戦は、惜しくも本戦出場とはなりませんでしたが、初競技ゴルフで、あの高速グリーンの難しいコースで「77」と善戦。
マンデーが終わった後に「心地悪すぎた!緊張しすぎてめちゃくちゃ疲れたわ。でも良い経験させてもらった!またゴルフ行こうな!」とメールがきました。
暫くは侍ジャパンのコーチとして、大好きなゴルフもお休みされるようです。新生・侍ジャパンの活躍も期待しています。
そして本戦での優勝は池田勇太プロ。約1年ぶりの今季1勝目です。年明けにハワイで自主トレをしていた池田プロと朝のランニング中に偶然一緒になり、色々と話を聞きましたが、男子ゴルフ界を変えたい!という気持ちで最年少の選手会長に立候補し、やる気に満ち溢れていました。
ただ、私達が想像する以上に選手会長と言うポジションには相当なプレッシャーがあるようで、それは歴代選手会長を務めた明大ゴルフ部同期の深堀圭一郎プロや横田真一プロを見ていても伝わってきました。
一見物怖じしない様に見える池田プロにとってもそれは同じだったようで、池田プロが優勝インタビューで流した涙からも、選手会長在任中に優勝したプロが片山晋呉プロ、宮本勝昌プロに続いて3人目だという数字からも、トッププロと選手会長という立場の両立がどれだけ難しいことかを改めて感じます。ようやく呪縛から解放された池田プロ、今週も期待できそうです!!