「ミズノオープンを振り返って」
~全英への道~ミズノオープンが幕を下ろしました。
19アンダーで見事な優勝を飾ったのはオーストラリア出身のブレンダン・ジョーンズ。9年ぶりの大会2勝目、ツアー通算13勝目、そして4度目の全英出場権を獲得しました。
ブレンダンはオフの間はゴルフを全くしないそうで、今シーズンのオフも3ラウンドしかしなかったんだとか。年明け早々から海外などで合宿に入るプロがほとんどの中、家族とリラックスすることがブレンダンの一番の調整方法なのでしょう。
3打差16アンダーでの2位は金庚泰(キム・キョンテ)。4年連続、こちらも4度目の全英出場です。
無敵と言われた強さで賞金王になった10年以降にスイングを変えてドライバーの調子が悪くなり、賞金王の時のスイングに戻そうとしても今度はそれも上手くいかず、かつてないスランプに陥ったそうです。最近、韓国のナショナルチーム時代の恩師に救いを求め、新しいスイングを試みてようやく調子が戻りつつあるとのことで、全英での活躍も期待できそうです。
13アンダー3位の井上信は初出場、11アンダー4位タイの片山晋呉は7年ぶり、7回目の出場です。08年以降優勝から遠ざかっている片山ですが、苦しい時に「灰になるな、炭でいろ。」という中島常幸大先輩から言われた言葉を支えに頑張っているそうです。多くのゴルフファンから復活優勝が待ち望まれます。
そして、開幕戦のタイランドオープンからミズノオープンまでの日本ツアー賞金ランキング上位2位枠からは小平智と金亨成(キム・ヒョンソン)が出場権を獲得。
初出場の二人はワクワクドキドキの様子。弟分のヒョンソンからは電話があり「今週は本当にありがとうございました。THEOPENで頑張れば、全米プロにも出られるかもしれません!頑張って来ますね!!」と期待に胸を膨らませていました。
(ミズノオープンHPより)
その他、藤田寛之、谷口徹、久保谷健一、松山秀樹、丸山大輔、呉阿順らの出場も決まっています。
今年もミズノオープンが素晴らしい大会になったことを嬉しく思います。
今から来年が待ち遠しいですが、ゴルフの余韻に浸ってばかりはいられません・・・。
4日木曜日19時から阪神−巨人戦を解説・桑田真澄さん、赤星憲広さん、実況小澤、全国ネットで
7日日曜日15時から広島−阪神戦を解説・金本知憲さん、実況小澤、関西ローカルでお伝えします。こちらも是非ご覧ください!!