「日本ゴルフツアー選手権」
宍戸ヒルズカントリーに日本ゴルフツアー選手権の取材に行って来ました。
予選ラウンドの二日間は松山英樹プロと今シーズン日本ツアー初参戦の石川遼プロが同組。
やはり、松山プロの存在感と石川プロのスター性は別格です。初日から多くのギャラリーを魅了したのは勿論、マスコミ陣からも大変な注目を集めていました。
石川プロは久々の日本ツアーで残念ながら予選落ちという結果でした。
見ていると初日に使用していたパタはスムーズーにストローク出来ていない様に感じました。2日目はパターを変えて猛チャージしたところを見ても、今の石川プロの課題はパターなのでしょう。
石川プロとは久しぶりに会いましたが、「お久しぶりです!元気でしたか!?」と気さくに声を掛けて来てくれました。
石川プロのお父さん、勝美さんからも「ミズノにも出ると思っていたのに、出られなくてごめんね。」とお気遣い頂きました。石川プロはとにかくPGAツアーのシード権確定を最優先したいようで、ミズノオープン欠場は残念ですが、また日本の舞台で素晴らしいプレーを見せてくれるのを楽しみにしています。
松山プロはこのブログでもシーズン開幕前に「今季は松山英樹を中心にした賞金王争いになるのは間違いない」と書きましたが、まさかプロデビューしてすぐにここまでの独走態勢に入るとは・・・。
彼の素晴らしさはミズノオープン中継の中で、解説の牧野裕プロとたっぷりお伝えしたいと思います。
そして、今シーズンのメジャー二戦目を征したのはツアー初優勝の小平智プロ。ツアー参戦3年目の23歳です。
単独首位でスタートした最終日、終始落ち着いたプレーでとても初優勝を追っている様には見えませんでしたが、5メートルのウイニングバーディーパットをショートしてはにかんだところに、内心はとても緊張していたんだろうなと初々しさを感じました。
大会2日目の朝、小平プロと顔を合わせた時に「今シーズン絶好調だね!」と声をかけると、「でも、昨日のあがりはダボ、ダボなんですよ。調子は良いはずなんですけど・・・。」と苦笑いしていましたが、その内は自信に溢れていたのでしょう。
石川プロ、松山プロ世代のニューヒーローの誕生に期待もまた膨らみます。初優勝、本当におめでとうございます!
いよいよ今週は、私自身も待ちに待った“~全英への道~ミズノオープン”です。
このブログでも現場からコースや選手の様子をお伝えして行きたいと思います。今年も素晴らしい大会になることを願いながら・・・。