「横浜PRGR」
週末、高知の土佐カントリーで行われた女子ツアー第2戦、“ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディースカップ”を取材して来ました。
昨年の賞金女王の全美貞がヤング・キムとのプレーオフを制し、今季初優勝。通算22勝目を飾りました。
プレーオフ1ホール目、両選手共にフェアウエーセンターからの2打目を10メートルに乗せてパッティング勝負。手前から先に危なげなくパーをセーブした全美貞に対し、奥からの難しいパッティングを残していたヤング・キムが3パットして勝負あり。
アメリカツアーでも十分に戦える実力がありながら、日本ツアーに専念している全美貞。
優勝会見では、「日本ツアーでの永久シードを取得したいです!」と流暢な日本語で目標を語りました。その権利取得まで残るは8勝。怪我さえなければ間違いなく達成可能でしょう。
2位のヤング・キムは負けてなお清々しい表情で試合を振り返ってくれましたが、「パターをもっともっと練習しないといけません。頑張ります!」とこちらも綺麗な日本語で、敗因となったパッティングを課題に挙げました。
私がたどたどしい韓国語で話しかけると、横にいた通訳兼マネージャーさんが「オザワさん、それは日本語でいう若者言葉ですから、この場合の言い回しは・・・」と即席韓国語講座が始まりました。
それを聞いていたヤング・キムから「オザワさんは仲間だからパンマル(“半分の言葉”という意味。いわゆるタメ口。)でいいんですよ!」と嬉しい言葉が。
実は私が大学生の頃、モニター契約でクラブやウェアを提供してもらっていたのですが、その時の担当者としてクラブの調整をしてもらっていたのが、いまヤング・キムが使用しているクラブの担当者として帯同されている大内さんなんです。20年経った今もこうやって仕事場でお会い出来ることが嬉しいですし、また素敵な縁を作ってもらい、感謝しています。
話が逸れましたが、今年も4月12日(金)~14日(日)に兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部・よかわコースで“スタジオアリス女子オープン“が開催されます。
読売テレビでは13日(土)、14日(日)と放送します。放送に先駆けて近々コースへ下見ラウンドに行って来ますので、その様子はまたご報告します!