「大阪マラソン“みんなでかける虹”」
日曜日、第2回大阪マラソンが開催されました。
大会前日の記者会見、特に車いすランナー達のレースに掛ける思いは一方ならぬ物でした。自分のコンディションや、どういうレース展開をしたいのかなどを明確に語り、言葉の端々から「車いすレースをもっと普及させたい」という熱意もひしひしと伝わってきました。
(車イスランナーの皆さん)
私はトップランナーのゴール実況を担当。トップランナーの優勝は男子がモンゴルのセルオド・バトオチル選手(31歳)。2時間11分54秒の大会新記録で初優勝を飾りました。20キロから独走状態で他を寄せ付けない完全優勝でした。日本人選手は中村泰之選手(27歳)が2時間15分39秒で2位に入り、北京五輪マラソン代表の佐藤敦之選手34歳が3位に入りました。
(トップランナーの皆さん)
女子はルーマニアのリディア・シモン選手(39歳)が優勝。2時間33分14秒で大会2連覇です。日本人選手は猪野祐貴選手(20歳)が2時間43分26秒で3位に入りました。
車いすランナーの部の男子は、ロンドンパラリンピック代表の山本浩之選手(46歳)が1時間28分16秒で優勝し、女子は土田和歌子選手(38歳)が大会新記録の1時間53分47秒で優勝しました。
(記者会見にのぞんだランナーの皆さん)
そして、気になるす・またん代表ランナー・吉田奈央アナウンサーの結果は先日のす・またんでもたっぷりとお伝えしましたが、6時間16分25秒のタイムで見事完走!
スポーツ経験が全く無いとは言え、人一倍の負けず嫌いですから、きっと完走してくれるだろうとは思っていましたが、ゴールまで一度も歩かずに想像以上の頑張りを見せてくれました。
中継後、中継アナウンサー有志で打ち上げをしました。
高校サッカー、阪神巨人OB戦、大阪マラソンとスポーツ中継が続き、伴走リポートしたアナウンサーもいて疲労の色は隠せませんでしたが、楽しい打ち上げとなりました。
3万人のランナー、沿道からランナーを励まし続けた119万人、沢山のボランティアやスタッフなど、この大会に関わった全員が力を合わせ、大阪の街に素晴らしい虹をかけました!!