「ケンケン、日本一おめでとう!」
明治大学ゴルフ部後輩の久保谷健一プロが、日本ツアーNO1を決める“日本オープンゴルフ選手権”を制しました!!
昨年の同大会ではペ・サンムンにプレーオフで敗れたのですが、一年越しのリベンジです。メジャーとしては02年の日本プロ以来の2勝目、通算6勝目です。
久保谷プロは私が4年生の時の1年生。団体戦ではチームメイトとして一緒に戦っていた仲間です。1年生の時からレギュラーとしてチームの勝利に貢献していました。試合や合宿の時は家が近かった久保谷プロが私の送り迎えをしてくれたものです。
今シーズンは波に乗れず、予選落ちが続いていましたが、見事6打差をひっくり返してのこのビックタイトル。思うようなプレーが出来ない中でも辛抱強く耐えて自分のゴルフを貫いた結果だと思います。ぼやきながらも意志はとても強いですから。
一時、腰痛で日常生活もままならないよう状態の中でも欠場することなく戦い続けていました。痛みでクラブを強く振ることが出来ず、ただボールにクラブをぶつけているだけというスイングで、「少し休めばいいのに・・・」とこちらが心配してしまう程。
そう言えば、先日引退をした阪神・金本選手も骨折してもバットを振り続けていました。本当に強い選手は、自分の闘いの場から簡単には離れられないんですね。
久保谷本人は「僕がこんな(棚ぼたの)優勝をしちゃまずい」と謙遜していますが、彼の人一倍の根性、努力を考えるとこの優勝も必然の結果です。
日本ツアーで戦うプロにとって、日本オープンチャンピオンというのは誰もが目標とする憧れのタイトルです。
同じく明大ゴルフ部同期の深堀圭一郎プロも2003年にこの日本オープンを制していますし、学生時代のチームメイトから日本一のタイトルホルダーが二人も出たのは本当に誇らしいですし、勇気づけられます。
是非薗田峻輔プロ、櫻井勝之プロにも偉大な先輩の後に続いてもらいたいものです。
オフのOB会も楽しみです。ケンケン、本当におめでとう!!