「ヒョンソン祝勝コンペ!」
先日キム・ヒョンソン(金亨成)プロの初優勝を祝い、11人のプロと約240人のお客さんが集まって盛大なゴルフコンペが開催されました。
(キム・ヒョンソン選手と)
*この記事の写真掲載にあたっては、ご本人の承諾を得ています
私もこれまで数々のゴルフコンペに参加してきましたが、こんな大きな規模のコンペは初めてです。これだけの人が集まったのもひとえに主役のヒョンソンと、会を主催されたヒョンソンの所属先の福住運輸・勘定社長の人柄と人望だと思います。
ラウンド後は祝賀パーティー。ABCで初優勝を飾ったヒョンソンの兄貴分のハン・リーも一緒にお祝いしました。
(左から、キム・ヒョンソン選手、小澤、ハン・リー選手)
ヒョンソンは普段、日本語をまったく問題なく話すことが出来ます。それどころか、ツアー会場ではウィットに富んだ日本語で日本人選手達を笑わせているほどのエンターテイナーです。
そんなヒョンソンもこの日ばかりは緊張している様子がうかがえました。「私は日本語下手なのですみません・・・」と前置きした上で、I・J・ジャンと相談しながら、メモ用紙に日本語での挨拶をまとめ、それを見ながらのスピーチとなりました。
「日本ツアーに参戦して4年目、皆さんの応援があって初優勝できました。ホントにありがとうございます。これからもどうぞ応援よろしくお願いします。」
ハン・リーは韓国生まれのアメリカ育ちですので、挨拶は英語。通訳は用具サポートをしているスリクソンの藤本さん。
「初優勝は本当に嬉しいです。来日5年目ですが、結果が出ない時も支えてくれた皆さんのおかげで優勝できました。これからも応援してください。ありがとうございました。」とそれぞれ集まった人達に感謝の気持ちを話しました。
私も昨年キャディとしてヒョンソンと一緒に味わった悔しさを思い出しながら、この日を迎えられたことが本当に嬉しくて、泣きそうになりました。ヒョンソンは全く泣いていないのに・・・。
ヒョンソンを始めこのコンペに出場した何人かの韓国人プロ達が、来年のアメリカツアーの出場権を賭けて今週からQTを受けに渡米します。受かればこれっきり日本ツアーは最後というプロもいます。
正直寂しいですが、夢に向かって次のステージで頑張りたいというプロ達を心から応援したいと思います。みんな、頑張れ!!
でも日本にまた帰って来ても温かく迎えるから!