「関西オープンゴルフ」
今年は堺市の泉ケ丘カントリー倶楽部で開催されました。ツアーの前週に下見ラウンドに行って来たのですが・・・
(左から、大谷プロ、小澤、メンバーの松永さん、花ケ崎プロ)
大阪を代表する名門コースだけあって、しっかりとしたコースメンテナンスが施されていました。
コースは適度にアップダウンとドッグレッグがあり、試合用にフェアウェイを狭く絞りこんでいました。一番狭いところなどは、フェアウェイ幅が5ヤード程しかありません。ティーショットをしっかりとフェアウェイに運ぶことが好スコアに繋がるポイントです。
またこの大会は暑さとの戦いでもあります。連日気温35度前後、真夏の太陽が照りつける中、毎年熱中症で棄権する選手やキャディが続出します。熱中症対策や体調管理も重要な戦術になってきます。
ちなみに下見での私のスコアはツアーティーから39・40の79。もう少し縮められる手応えもありましたが、今一つでした・・・。
私のスコアはさて置き、優勝したのは武藤俊憲プロです。初日からトップを守り、ツアー5勝目を挙げました。
武藤プロは今年のミズノオープンでも2位タイと健闘して全英オープンに出場し、決勝ラウンドに進みました。最終日は世界ランキングで常に上位のリー・ウエストウッドと二人でラウンドし、世界は近いという手応えを掴んだと言います。世界の舞台で得た物はきっと大きかったのでしょう。
試合後、武藤プロにおめでとうメールを送ると、「小澤さんも暑い中ご苦労さまでした」と逆にこちらを気遣う返事が返ってきました。
昨年のこの大会でキャディをやらせてもらった弟分のキム・ヒョンソンも1打差の単独2位と善戦しました。
故障していた肩も治り、調子も上々。先月のセガサミーでも単独2位という成績を残し、初優勝も近づいてきています。「来年はアメリカツアーに挑戦したい」というヒョンソン。今シーズン、日本ツアーでの初優勝を期待しています!
そして大会中、伊澤利光プロ、兼本貴司プロ、河井博大プロとアラフォー4人で食事に行って来ました。
(左から、小澤、伊澤プロ、兼本プロ、河井プロ)
おでんを突きながらの3時間は9割がゴルフの話し。
二度の賞金王、マスターズ4位、ワールドカップ優勝、世界ランク最高14位まで登り詰めた伊澤プロに、その時どんな気持ちで世界を相手に戦っていたのか、何が世界との差なのか、今後どういうプロが世界で勝負出来るのかなど、兼本、河井両プロが興味津津で伊澤プロに疑問をぶつけ、伊澤プロが丁寧に答えていました。
プライベートな場で仕事の話は無しにしようという人は多いですが、このメンバーは(私も含め)本当にゴルフが大好き!いつでもゴルフのことで頭がいっぱいです。
この大会はアマチュアゴルファーにも門戸を開いているので、私もいつか挑戦してみたいです。