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小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「ヒョンソン、おめでとう!!!」

VanaH杯・KBCオーガスタでこのブログでもお馴染み、弟分のキム・ヒョンソン(金亨成)が初優勝を飾りました!!





(2011年関西オープンゴルフ@小野GCにてキャディをしました)

7月のセガサミー、先週の関西オープンと最終日まで優勝争いをしながら惜しくも2位に甘んじたヒョンソン。今週こそは!という思いでこの大会に臨みました。


大会3日目の夜にヒョンソンに電話をしたのですが、単独トップで最終日を迎えるに当たっても、とてもリラックスしたムードで自信に溢れており、今回こそはやってくれんじゃないかと私も確信を持ちました。


昨年の全英オープン観戦のお土産としてプレゼントしたボールマーカーと、今年のミズノオープンの時にプレゼントしたヤーデージブックカバーを、「私のお守りです」と言ってズボンのポケットに入れて今でも使ってくれています。


そんなヒョンソンに「明日は応援に行けないけど、気持ちはヒョンソンと一緒に戦っているから!」と伝えました。


1打差でスタートした最終日、これまでは優勝争いが佳境を迎えるバックナインで、弱気なプレーも見られたのですが、この日のヒョンソンは違いました。


13番で貞方章男プロに並ばれても冷静に堪えながら自分のプレーを貫き、初優勝を手繰り寄せました。


ヒョンソンは、2009年から日本ツアーに参戦。早速6月のミズノオープン・よみうりクラシックで石川遼との優勝争いを演じ(私がヒョンソンと仲良くなったのも、この時取材したのがきっかけです)、初優勝は近いと思われたものの、2010年、2011年は肩の故障で思う様な成績が残せずに韓国の後輩達に次々と先を越されました。

心の中では悔しさもあったと思いますが、ヒョンソンは日頃面倒をみている後輩達が初優勝して行くのを、まるで自分のことの様に喜んで心から祝福していました。


昨年は私も日本プロ、関西オープン、ABCの3試合でヒョンソンのツアーキャディをやらせてもらい、一緒に悔しさも味わいました。それだけに待ちに待ったヒョンソンの初優勝は本当に嬉しい限りです。


初優勝に立ち会えなかったのは少し残念ですが・・・。是非二勝目、三勝目と狙って欲しいです。


先月のオープンウィークは韓国でヒョンソンファミリーと遊んで来ました。韓国では優しいパパです。




(左がキム・ヒョンソン、右に私)

この時も忙しい中、ホテルまで車で送り迎えをしてくれたり・・・、本当に可愛い弟です。


ヒョンソン、おめでとう!!!

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年08月27日(月) |

「桧山選手から24時間テレビへ」

今年も明日明後日と24時間テレビが放送されます。


それに先駆けて、阪神の桧山進次郎選手から24時間テレビへチャリティー基金をお預かりしました。



桧山選手は日頃から積極的にチャリティー活動を行われており、毎年24時間テレビにもご協力頂いています。


活動は国内だけではありません。年明け恒例のグアム自主トレでも現地の日本人学校を訪問し、子どもたちとキャッチボールをしたり、寄付金を贈呈されたりもしています。


私も一度、グアム自主トレに参加させて頂いたことがあるのですが、桧山選手の訪問に現地の子ども達も目を輝かせていました。中々継続して出来ることではありません。


昨夜、球団代打打点記録“98”に並んだ桧山選手。球団新記録も時間の問題です。男の私から見ても本当にかっこいいです。




グアム自主トレの打ち上げでゴルフしました。

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年08月24日(金) |

「関西オープンゴルフ」

今年は堺市の泉ケ丘カントリー倶楽部で開催されました。ツアーの前週に下見ラウンドに行って来たのですが・・・





(左から、大谷プロ、小澤、メンバーの松永さん、花ケ崎プロ)


大阪を代表する名門コースだけあって、しっかりとしたコースメンテナンスが施されていました。


コースは適度にアップダウンとドッグレッグがあり、試合用にフェアウェイを狭く絞りこんでいました。一番狭いところなどは、フェアウェイ幅が5ヤード程しかありません。ティーショットをしっかりとフェアウェイに運ぶことが好スコアに繋がるポイントです。


またこの大会は暑さとの戦いでもあります。連日気温35度前後、真夏の太陽が照りつける中、毎年熱中症で棄権する選手やキャディが続出します。熱中症対策や体調管理も重要な戦術になってきます。


ちなみに下見での私のスコアはツアーティーから39・40の79。もう少し縮められる手応えもありましたが、今一つでした・・・。


私のスコアはさて置き、優勝したのは武藤俊憲プロです。初日からトップを守り、ツアー5勝目を挙げました。


武藤プロは今年のミズノオープンでも2位タイと健闘して全英オープンに出場し、決勝ラウンドに進みました。最終日は世界ランキングで常に上位のリー・ウエストウッドと二人でラウンドし、世界は近いという手応えを掴んだと言います。世界の舞台で得た物はきっと大きかったのでしょう。


試合後、武藤プロにおめでとうメールを送ると、「小澤さんも暑い中ご苦労さまでした」と逆にこちらを気遣う返事が返ってきました。


昨年のこの大会でキャディをやらせてもらった弟分のキム・ヒョンソンも1打差の単独2位と善戦しました。


故障していた肩も治り、調子も上々。先月のセガサミーでも単独2位という成績を残し、初優勝も近づいてきています。「来年はアメリカツアーに挑戦したい」というヒョンソン。今シーズン、日本ツアーでの初優勝を期待しています!


そして大会中、伊澤利光プロ、兼本貴司プロ、河井博大プロとアラフォー4人で食事に行って来ました。




(左から、小澤、伊澤プロ、兼本プロ、河井プロ)


おでんを突きながらの3時間は9割がゴルフの話し。


二度の賞金王、マスターズ4位、ワールドカップ優勝、世界ランク最高14位まで登り詰めた伊澤プロに、その時どんな気持ちで世界を相手に戦っていたのか、何が世界との差なのか、今後どういうプロが世界で勝負出来るのかなど、兼本、河井両プロが興味津津で伊澤プロに疑問をぶつけ、伊澤プロが丁寧に答えていました。


プライベートな場で仕事の話は無しにしようという人は多いですが、このメンバーは(私も含め)本当にゴルフが大好き!いつでもゴルフのことで頭がいっぱいです。


この大会はアマチュアゴルファーにも門戸を開いているので、私もいつか挑戦してみたいです。

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年08月21日(火) |

「チームジャパンの絆」

何から書いていいのか分かりませんが・・・ロンドンオリンピックでは本当に沢山の感動と勇気をもらっています!!


まず女子レスリング。


5月の国別対抗戦・ワールドカップで敗れたロシアのワレリア・ジョロボアを準決勝で破り、オリンピック三連覇という偉業を成し遂げた吉田沙保里選手、靱帯断裂という大怪我を押し切って出場し、同じくオリンピック三連覇を成し遂げた伊調馨選手、3度目の現役復帰から30歳で初のオリンピックに挑み、悲願の金メダルを手にした小原日登美選手。


吉田選手は国別対抗での負けを振り返り、「負けを知って色んな事を勉強させてもらい、気付かされた。」と言っています。屈辱を味わったからこそ吉田選手の気持ちもより強くなったのでしょう。吉田、伊調選手には是非とも、前人未到の4連覇を狙って欲しいです!!


また今大会、日本は団体戦でも素晴らしい成績を残しています。


体操男子団体の銀メダルを皮切りに、競泳メドレーでは男子が銀、女子が銅と男女揃ってのメダル。


特に北島康介選手の頑張りには驚きました。入江陵介選手から2位でバトンタッチした北島選手は個人100メートル決勝の時よりも早いタイム(個人100メートル決勝銀メダルの選手より速いタイムだったとか)で先を行く盟友ハンセンを追い抜き、1位に立って第三泳者の松田丈志選手に繋ぎました。


個人戦で惜しくもメダルを逃した北島選手に他の三人のメンバー達は、「北島さんを手ぶらで日本に帰らせるわけにはいかない。恩返しの思いで頑張ろう。」と誓っていたそうですが、最後までチームを引っ張ったのはやっぱり北島選手なんです。


その他、アーチェリー女子団体の銅メダル、フェンシング男子団体の銀メダル、バトミントン女子ダブルスの銀メダル、卓球女子団体の銀メダル、なでしこジャパンの銀メダルなど・・・。


フェンシングは団体として初、サッカーは女子チーム初のメダル。それ以外のアーチェリー、バトミントン、卓球は、それぞれの競技として日本初のメダルです!!!


特に、女子サッカーが不遇の時代から20年に渡って女子サッカー界を牽引し、オリンピック前に話を聞かせて頂いた澤穂希選手の、アメリカに2点のビハインドのまま迎えた後半の執念の攻撃は本当に感動しました。


最後まで絶対諦めない!という澤選手の素晴らしいシュート&アシストから反撃の1点が生まれました。澤選手のシュートは惜しくもディフェンダーにセーブされましたが、オリンピックへの全ての思いがあのシュートに込められていた様な気がしました。


そして大儀見優希選手への素晴らしいアシスト&得点に繋がったのです。女子サッカーがここまで強くなったのは、澤選手の功績が大きいと言っても過言ではないでしょう。


日本は何でこんなに団体戦で強いのでしょうか。


個人戦では惜しくもメダルを逃した選手でも、団体戦ではしっかりメダルを獲っています。チーム全員が心を一つにして力を合わせれば、個々の実力以上の力が本当に出るんです。


なでしこジャパンのメンバー達も強さの秘訣を「チームワークの良さ」だと言います。


改めてチームジャパンの絆の強さを感じました。


勿論メダルが全てではありませんが、選手達の頑張る姿が応援している私達にも勇気を与え続けてくれています。その陰にはきっと私達には想像もつかないような努力があります。それも含めての感動なのです。

競技を続ける人、引退する人それぞれでしょうが、どんな道に進んでもこれまでの努力、仲間の存在がこれからの人生で支えになるのは間違いありません。


さて、これからもサッカー男子3位決定戦、バレーボール女子3位決定戦、男子マラソンなど最後まで目が離せない戦いが続きます。オリンピック以外にもプロ野球、高校野球、全米プロゴルフもあって大忙し。


スポーツ、最高!!

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年08月10日(金) |

「内村選手、金メダル!!!」

体操男子の内村航平選手が個人総合で見事な金メダルを獲得しました!!


団体総合では落下などの失敗も見られ、惜しくも銀メダルだった日本。内村選手に笑顔はなく「金メダルを目指していたので、正直4位でも2位でも一緒。」と言い放ちました。


個人総合ではその悔しさをバネに、見事に気持ちを切り替えて素晴らしい演技を展開。


終始圧倒的な強さで他の選手を寄せ付けず、笑顔の金メダルを掴み取りました!!


裏では男子サッカーのホンジュラス戦が行われており、途中まで男子サッカーと二画面にして見ていましたが、その瞬間は思わず体操一画面に。


日本は夜中3時を過ぎていましたが、思わず「よっしゃ~!!」と叫んでしまいました。本当に感動しました!!


内村選手も言う通り、日本の演技は本当に美しいんです。欧米の選手の演技が力強くてダイナミックだとしたら、日本の演技はしなやかで繊細。体操素人の私が見ても、日本の演技がどの国よりも美しいということははっきりと分かりました。


「ようやく自分が自分であることを証明できた」と内村選手らしい自信も戻ってきましたが、それでも自己採点は「100点満点中65点」と追い求める理想には程遠い様子。金メダルを以ってしても、内村選手の本当の着地点はまだまだ先の様です。

種目別・床での演技も期待出来そうですね。


女子サッカー、男子サッカーも決勝トーナメント進出を決め、メダルも見えてきました。まだまだ眠れない日々が続きそうです。


現地の大田アナが本当に羨ましい・・・。

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年08月02日(木) |

アナウンサー