「ツアー最速優勝!」
「やっと勝てた」
プロデビューから5戦目、メジャー大会でツアー最速優勝を果たした22歳のルーキーから出た言葉です。
藤本佳則プロの優勝は時間の問題でした。デビュー戦でいきなりの単独7位。第二戦・つるやオープンでの予選落ちを除いては、出る試合出る試合で優勝争いをしているのですから。
現在賞金ランキングも藤田寛之プロに次いで2位。今後賞金王争いにも絡んできそうな、ルーキーとは思えない見事な戦いぶりです。
これ程強気な藤本プロでも、「自分を支えてくれた色々な人に恩返しが出来ると思ったら涙が出てしまった。」と初優勝のホールアウト後アテスト会場に向かう途中で、一人涙をこぼしていました。
そんな藤本プロと先日行われた第4回JOYXOPENのプロアマでお会いしました。
朝一番、私が阪神OBの矢野燿大さんと一緒に練習場で練習をしていると、藤本プロが300メートルぐらい先から私達の所まで挨拶をする為だけに走ってやって来ました。
東北福祉大の大先輩である矢野さんに対する礼儀なのでしょうが、その実直な人柄も彼の魅力です。矢野さんも「今じゃ野球部とゴルフ部では格が違うんだけど。野球部にも気を遣ってくれるんだね・・・。」と笑っていらっしゃいました。
ツアーのオープンウィークとあって、この日のプロアマには藤本プロの他にも伊澤利光プロ、小田孔明プロ、小田龍一プロ、S・K・ホプロ、宮里聖志プロ、宮里優作プロなどのトッププロ達がこぞって出場していました。
私もアマチュアとして参加させて頂いたのですが、前半は35の1アンダー。昼ご飯を食べながら気分良く、トッププロ達にスコアを報告しました。
しかしこのまますんなり終われないのが私。後半に43と大叩きしてしまい、結局トータル78・・・。
私を良く知っている兄弟子の伊澤利光プロからも「やっぱりね!優勝のプレッシャーかかっちゃったら弱いよね。オザは本当に分かりやすい。学生時代から全く変わらないね。」と言われる始末。
私のスコアは今一つでしたが、トッププロの皆さんやゲストの方々と一緒に楽しい一日を過ごしました。