Top

小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「澤穂希選手に独占IV!」

先日のす・またん!スポーツでもお伝えしましたが、ロンドンオリンピックを控えたINAC神戸レオネッサの澤穂希選手に直撃インタビューして来ました。





(写真掲載にあたっては、関係各所の了承を得ています)


化粧品のCM会見後に貴重な時間を頂いての、YTV独占インタビューです!


私事で恐縮ですが、16年前のアトランタオリンピックに、私の妹が澤選手と日本代表のチームメイトとして一緒に出場しており、その時の話なども聞かせてもらいました。


当時の遠征先のホテルでは妹と澤さんが同部屋になることが多く、妹が澤さんに色々とご迷惑をかけていたようです。


当時澤選手は17歳。代表最年少で、初めてのオリンピック出場にとても緊張したそうですが、私の妹によると、最年少ながら何事にも物怖じせず、堂々としていながらも謙虚で、皆から妹分としてとても可愛がられていたそうです。


アトランタから16年経った今でも、なでしこジャパンの戦力としては勿論、精神面でも“大黒柱”として無くてはならない存在であり続ける澤選手は、本当に日本の“ほまれ“です。


インタビューの中で澤選手は、「もし代表に選ばれたら、ベテランのベテランとして、プレーで後輩達を引っ張って行きたいです。勿論、一番輝く金メダルを取れるように頑張ります。す・またんタオルも必ずロンドンに持って行きます!」と宣言してくれました。スタジオにも是非遊びに行きたいとのこと。


放送されなかった中でも、澤選手のとても印象的なこんな言葉がありました。


「100回やれば出来る事を99回で諦めるのが一番勿体ない。」


まだ女子サッカーが恵まれた境遇ではなかった時代から日本代表選手として20年にも渡り、私達には想像も出来ない努力をしてきた澤選手を正に象徴する言葉ではないでしょうか。


私の妹も澤さんも、サッカーを始めた当時は日本の女子サッカーを取り巻く環境は整っておらず、男子チームに所属して男子選手と区別なく一緒に練習や試合をしていました。


また、今でこそ女子サッカーにも協会からの支援が行われるようになりましたが、不景気などによるチームの相次ぐ廃部でプレー継続を断念した選手も少なくありません。


ここに至るまで、澤選手がどれ程女子サッカーの発展の為に尽力してきたかを考えるだけでも頭が下がります。


昨年、なでしこジャパンは悲願の”世界NO1”の称号を手にし、ロンドンオリンピックでは追われる立場になります。世界が「打倒日本」で向かって来るでしょう。これまで以上のプレッシャーもあると思いますが、ロンドンでも堂々と澤選手らしく輝く姿が見たいです!!

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年06月04日(月) |

アナウンサー