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小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「ミュージックバンクに潜入!」

韓国の国営放送・KBSの人気音楽番組“ミュージックバンク”の生放送のスタジオに潜入して来ました!




この日は日本でも活躍している少女時代のテヨン、ティファニー、ソヒョンからなる新ユニット“テティソ”や、SISTAR、INFINITEなど20組以上が出演。MCはイケメン若手俳優のイ・ジャンウさんとAFTERSCHOOLのユイさん。




今回、友人で歌手のチソン(元LOVEHOLICボーカル)とKBSのプロデューサーの方に手配して頂き、ステージからとても近い席でリハーサルから観させてもらうことが出来たのですが、リハーサルから既に100%の迫力のダンスパフォーマンスに大興奮でした。


その一方で、番組の進行や裏方の動きも気になりました。ついつい自分達と比べて「ここは違うな」とか「ここは一緒だな」とか、「ここはああすればいいのにな」とか「こういうやり方はいいな」とか日本の放送の仕方と比較している自分がいました。


ちなみにこの日のランキング1位はテティソ。近いうちに日本でも活動するのは間違いないでしょう。


その後、チャン・グンソクさんも通うというお店で、大好きな“カンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)”を食べて来ました。ちょうど5月~6月頃は卵が大きくなって一番美味しい時期だとか。


このこぼれ落ちそうなオレンジ色に輝く味噌を見て下さい!!





カニ味噌と一緒に卵、韓国のりをご飯にかけて頂くビビンバも絶品。




大好きなK−POPとケジャンの夜。心もお腹も大満足でした!

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年05月28日(月) |

「“みんなで作るトーナメント”で学んだこと」

第二回とうとうみ浜松オープンに取材に行って来ました。


見事な逆転・初優勝を飾ったのは、日本ツアーに参戦して3年目の28歳、韓国系アメリカ人のJ・チョイです。


わずか12歳でゴルフ修行の為に単身渡米して腕を磨いた根性の持ち主です。日本ツアー参戦後は「しっかりと腰を据えて頑張りたい」と滋賀県のタラオカントリークラブに所属。


日本では住まいを構えずにホテルを転々としながら参戦している外国人選手が多い中、チョイは意気込みが違います。


大会3日目私がチョイの組に付いていると、突然チョイが寄って来て「小澤さん、こないだ“教えて辛坊さん”(ZIPのコーナー)に出てるのを見ましたよ!今度チョイのこともテレビでアピールして下さい!!」と、ラウンド中にも関わらず流暢な日本語で話し掛けられました。それ程気負わずにプレーしているということです。


最終日も最終組の一つ前の組でプレーしていたチョイですが、最終組の張り詰めた緊張感とは違い、とてもリラックスした表情で伸び伸びと攻撃的なゴルフをしていたので、トップとは5打差ありましたが、「もしかしたらチョイの逆転優勝があるかも・・・」と途中で口走った程です。


スイングはとてもシンプルで切れ味があります。トーナメントの取材に行くと私は必ず自分のゴルフの参考に出来るところをトッププロの技術の中から探します。私が取り入れることが出来れば、アマチュアの皆さんの参考にもなるので、中継の中でそのポイントをクローズアップする様に心がけています。チョイのスイングはとても良い教科書になります。


「チョイのスイングはとても綺麗だね!」と伝えると、「練習場では最高ですが、コースに出ると最悪です。」と笑っていました。


そんなチョイでも、試合後の優勝インタビューでは緊張と興奮からか、日本語がたどたどしくなっていましたが。チョイも中日クラウンズで勝ったI・J・ジャンも、普段は日本語がペラペラで後輩の韓国人プレーヤー達に教えているぐらいなのに、優勝インタビューとなるとチョイもI・Jもそうスラスラとはいかないものなのですね。


次に、初日から最終日の16番ホールまで首位を守り続けながら、惜しくも1打差の準優勝に終わった藤本佳則プロも、デビューから三戦目での大健闘です。


藤本プロのデビュー戦からキャディをしている前村直昭さんは、昨年まで私の兄弟子でもある伊澤利光プロのキャディをしており、公私に渡り仲良くしてもらっています。そんな関係で藤本プロともお話しさせてもらいました。


藤本プロは一見ショットメーカーのように映りますが、アプローチ、パターともルーキーとは思えない程洗練されていて、藤本プロ自身「実は僕は小技が上手いんですよ!」と胸を張っていました。


この悔しさをバネにして、またすぐにでも優勝争いに絡んでくるでしょう。楽しみな22歳です。


また大会期間中には、色々な方とお食事をしながら色々と為になる話を聞かせてもらいました。


この大会の企画段階から運営に参加している深堀圭一郎プロと、この試合の大会会長である加茂晴康さんには、大会運営や企業経営などのお話しを聞かせて頂きました。


別の日には、矢野東プロ&小岸秀行キャディらとも食事に出掛け、ゴルフ選手個人としての話しだけでなく、ツアー全体の方向性やゴルフ界の現状などの話しが出来て、とても参考になりました。




会場でも中継の中でも随所に手作り感が溢れる良い大会でしたが、
試合会場で気になったことがありました。


ラウンドリポーターの動きです。

「グリーン面をリポーターが歩いてはいけません!」


プロがあるがままの状態でプレーをする為に周囲のスタッフが最善の気配りをする必要があります。グリーン面やグリーンエッジは表面が柔らかいので人が歩けば変化が付きます。それは芝生の状態もそうです。リポーターが踏んでその万全の環境を壊しては台無し。試合をしている選手の空間に近づき過ぎてはいけません。


「プロのクラブに触れてはいけません!」


スタート前のプロのキャディバッグからクラブを抜き出し、グリップを普通に握って素振りを始めるではありませんか。プロは自分のグリップを他人に触られたくないものです。他人の手油で感触が変わる可能性があります。


私がツアーでキャディをした時でさえも、絶対にスタート前の選手のクラブのグリップには触れないように心がけていました。


その他にもまだまだ気付いたことが沢山ありました。これは自分自身も肝に銘じ、そして後輩達にもしっかりと伝えて行きたいと思います。


伝え手側が正しいマナーを守ってこそ、正しいゴルフ中継に繋がると思いますから。

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年05月22日(火) |

「圭ちゃん、お帰り!」

男子ゴルフ界ではアラフォー世代が元気です!


近年、若手プロの活躍が顕著でしたが、今シーズンは開幕戦から4戦全戦で、アラフォー世代のプロが優勝しています。同世代としては頼もしい限り。


先週末の日本プロゴルフ選手権でも、アンダーパーは優勝した44歳・谷口徹プロと、1打差で準優勝の43歳・深堀圭一郎プロだけでした。

会場となった烏山城CCは、学生ゴルファーやジュニアゴルファー達の技術向上の為に、コースを試合や合宿の場として提供し長年に渡りサポートしてくれています。


私も明大ゴルフ部時代、同期の深堀プロと一緒にこのコースで腕を磨いた時期があり、ゴルフ中継を観ながら何とも言えない懐かしさでいっぱいになりました。


関東でジュニア時代からゴルフをやっていたプロゴルファーにとっては、とても思い入れのあるコースなのですが、今大会、アンダーパーが二人しかいなかったことからも分かる様に、“プロゴルファー日本一を決めるに相応しい難コース”へとコースセッティングを変えていた為、ジュニア時代からコースを熟知している石川遼プロですら予選落ちの憂き目に遭いました。


そんな厳しい状況の中での、明大同期の深堀プロ、後輩の薗田峻輔プロの大活躍は誇らしくもあり、本当に嬉しいです。特に深堀プロの1打差での準優勝には感慨無量。


昨年オフ、深堀プロが左足を手術して1カ月程経った頃に、一緒に石川県の温泉に行きました。石川は学生時代に全日本リーグ戦で訪ねた思い出の土地。のんびり温泉につかり美味しい海の幸を食べながら当時の昔話で盛り上がりましたが、術後1カ月、表情にはまだ不安感もありました。





その時に「これ見てよ!」と見せてくれた手術の生々しい痕と、足を引きずっていた姿が私の脳裏に焼き付いています。


怪我の影響からシード権も落とし、今年は生涯獲得賞金ランキングによる最後の出場資格でツアー参戦しています。そんな深堀プロがこんなに早く、優勝争いの舞台に戻ってきてくれるなんて・・・。


試合後深堀プロに「良かったね!!優勝を逃した選手に“良かったね”って言葉は失礼かもしれないけど。それが俺の素直な気持ちだよ。」と電話をすると、「ありがとう!優勝を逃したことはやっぱり悔しいけど、俺も優勝を争う舞台に戻るこが出来て良かったと思ってるよ。」と話していました。


また、最終日の一日をとても長く感じたそうで「最後は体力も残ってなくて、気持ちだけで戦ってたよ。」とも。


谷口プロを1打差に追い詰めた17番ホールの10メートルのバーディーパットは、復活に賭ける執念で沈めた一発だったのでしょう。圭ちゃんらしい自信も戻り、近く優勝も見られると信じています。


勿論、この激闘を制した谷口プロの技術の素晴らしさ、精神力の強さには改めて感服しました。


さて、読売テレビでお伝えする『全英への道・ミズノオープン』まであと1カ月です!

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年05月15日(火) |

「文化財カフェ」

映画・阪急電車の冒頭に出てくるカフェ、“フロインドリーブ”。


ゴシック様式の教会を改装して作られた、神戸のランドマーク的なカフェで、登録文化財にも指定されています。




カフェスペースも本は礼拝堂でした。




私はこのお店の雰囲気は勿論、サンドイッチやサラダが大好きで、休日ランチのローテーションの一つになっています。


席に着くとまず“お通し”で、販売もしている人気のクッキーやパイが出て来ます。





看板メニューの自家製・ローストビーフサンドイッチはお肉が柔らかくてジューシー。サラダもこのボリュームです。



土日は行列必至。映画の影響もあるのか、今まで以上に混んでいる様な気がします。

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年05月12日(土) |

「7年ぶり、2勝目」

中日クラウンズでI・J・ジャンが7年ぶりの2勝目を挙げました。




(直筆サイン入りのマーカー)


昨年はプレーオフでブレンダン・ジョーンズに敗れたのですが、1年越しにリベンジを果たしました。


この和合のコースはグリーンが硬くて小さいので、ショットの精度とショートゲームが重要になってきます。


スコアメイクの上手いI・Jには打ってつけのコースなのです。


I・Jとはキム・ヒョンソン(金 亨成)を介して仲良くなりました。


39歳のI・Jは韓国人若手チームのリーダー的存在で、I・Jの周りにはいつもヒョンソンら後輩たちが集まって来ます。


皆で一緒にカラオケに行ったことがあるのですが、私が少女時代を振り付きで歌ったのがI・Jのツボにはまったらしく、「小澤さんはアナウンサーじゃなくてコメディアンでしょ!!」と、


それ以来新しい韓国人プレーヤーがやってくると、私を「読売テレビのコメディアンです。」と紹介しています。


2005年に日本ツアーにデビューして5戦目で優勝を飾るも、その後は低迷。一時はシード権を落としたこともあり、QTから出直しました。


シード権復帰後、再三優勝争いに絡むものの、勝ち星には恵まれないまま7年が過ぎましたが、その間気持ちを切らさずにコツコツとやってきた結果でしょう。


優勝後「おめでとう!!」と電話をすると、「わざわざ電話ありがとうございます。本当に嬉しいです。」と、7年ぶりの優勝をとても喜んでいました。


いつも笑顔で優しいI・Jの、いつにも増した最高の笑顔が見られて私も嬉しいです。

投稿者: 小澤昭博 日時: 2012年05月02日(水) |

アナウンサー