「三ツ星☆庭園」
休日、山陰で芸術鑑賞して来ました。
まず以前から行ってみたかった島根県の足立美術館へ。
この足立美術館の日本庭園は米国専門誌ランキングで8年連続・庭園日本一に選ばれており、またフランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも山陰唯一の“わざわざ訪れる価値のある場所”として三ツ星を獲得しているそうです。
庭自体が芸術作品そのもの。
庭だけでなく美術館という名の通り、横山大観の名画を中心に北大路魯山人の陶芸作品など日本美術も沢山展示されています。
毎年秋のこの時期には横山大観の作品の中でも最も華やかだと言われる屏風“紅葉”も特別公開されており、庭の紅葉と共に楽しめます。
今回は庭の紅葉には少し早かったのですが、横山大観の紅葉は十分堪能しました。
そして鳥取県の植田正治写真美術館へ。
美術館に行ってみるまで、「歌手の福山雅治さんが師匠と仰いでいた写真家」という予備知識しかなかったのですが、人物をオブジェのように配置する構図や、逆に物を擬人化するという独特な世界観に引き込まれました。
写真と言うより芸術的な創作物です。だからこそ”写真館”ではなく、”写真美術館”なのでしょうね。
館内のこの窓からは大山と池に映る逆さ大山が見えるはずでしたが、この日は霞がかかって見えませんでした。
余談ですが、こちらの美術館は韓国ドラマ”アテナ”のロケでも使われたそうです。