「ミズノオープン・16番ホール」
「~全英への道~ミズノオープン」の中継ホール、勝負の上がり3ホールを今回から順にご紹介していきます!
まずは、勝負の流れを勝者と敗者に別ける分岐点。16番ホールです。
『193ヤード PAR 3』
グリーン手前には大きなバンカーが口を開けて待ち受けています。
このコースのバンカーの砂質はサラサラしていているので、ショートしてバンカーに掴まるとかなりの確率で目玉になります。
優勝争いの中での目玉のバンカーショットは大きなピンチ!逆にファンの方々は、プロがこのピンチをどう凌ぐかに興味を持ってもいいかもしれません。
私が下見した日は、右からの軽いフォロー。
このコースの通常の風ならば、ほぼ真後ろからのフォローになります。
スタッフ皆で「選ぶクラブは、バンカーをギリギリ越えるクラブにしよう!」と申し合わせました。バンカーに掴まって、目玉の状況にチャレンジするのも下見の内。
5番アイアンでグリーンの左サイドに切られたピンを狙った私のショットは、右からの風にも押され、グリーンの左手前にショートしました。
残念ながら目玉の状況にはなりませんでしたが、ここから寄せてパー。
この日と同じ状況ならば、恐らく7番アイアンで打つプロもいるでしょう。
クラブ選びのポイントは当日どれだけの強さの風が吹いているか。雨が降ればアゲンストの風になります。
左サイドに切られたピンに、ピタリと付けるのはプロといえでもかなり難易度の高いショットになります。
正確に風の流れを読み、勇気を持ってピンを狙ってくることが出来るか。プロの決断に注目です!