「ミズノオープンを振り返って」
またまた10代のニューヒーローが誕生しました。
全英の道・ミズノオープンを征したのはキム・キョンテでもべ・サンムンでも石川遼でもなく、今年から日本ツアーに参戦している韓国のダークホース、ハン・ジュンゴン(黄 重坤)でした。
このハン・ジュンゴン、石川遼よりも1学年若い1992年5月生まれの19歳。
最終日は3番ホールでホールインワンを達成して1イーグル、4バーディー、ノーボギーの−6と素晴らしいゴルフを見せてくれました。
試合前に話を聞いたところ、「韓国のスーパースターのキム・キョンテやべ・サンムン、石川遼が上にいるのに、優勝なんてとんでもない・・・」とのことだったのですが、その内側には闘志が溢れていたに違いありません。
そして石川はホールアウト後、「自分のあのトリプルボギーのせいで、3人で作りあげた、良い緊張感を壊してしまった感じになってしまい、二人に申し訳ない」と同組のキム・キョンテとべ・サンムンに対して謝罪の言葉を口にしました。
期待されていた最終組から勝者が出なかったのは決して石川のせいではありません。しかし、スタート前から良い意味で張り詰めていた最終組の空気が、どこかで変わっていったのは確かです。
それは本人達が一番分かっていることで、今日のこの結果はとても悔しいことでしょう。
三人とも全英の切符は手にしています。この悔しい気持ちを是非、全英の舞台でぶつけて欲しいと思います。
その前に来週は日韓対抗戦があり、勿論三人揃って出場しますので、そちらも楽しみです。
最後に放送とは関係ありませんが・・・
私個人的には、今年はスケジュールが合わず、ミズノオープン出場へのアマチュア選考会に挑戦出来ませんでしたので、来年こそはこのJFE瀬戸内海ゴルフクラブに挑んでみたいと思います!